大判ストールはそれ一枚で格好良く決まるので、もっとシンプルに使っても様になります。例えば、肩からさらっと掛けると縦の線を強調して脚長効果があります。その上から細めのベルトを着ければメリハリが出てスッキリします。ストールを広げて掛ければポンチョ風にも使えます。
写真:item.rakuten.co.jp
このときは、長辺の縁を折り畳んで衿のように見立て、胸の辺りをピンで留めます。ちょっと軽い羽織ものが欲しいというときに便利なので、カバンに入れておくと重宝します。それから、片肩掛けといってストールを首から垂らして片方の肩に掛けるだけの巻き方もあります。シンプルなのでストールの色や柄を最大限にアピールできます。
写真:ronniescotts-shop.com
大判ストールはファッションの多様化に伴って色や柄、大きさなど種類が豊富になってきました。今まで使う機会がなかった人や、使いたいけれど巻き方がわからなくてマフラーばかりだったという人でもお気に入りの一枚が見つかることでしょう。いろいろ紹介しましたが、まずはいつも使っているマフラーやストールと同じように使うことからやってみましょう。そして、ぜひいろいろな巻き方で楽しんでみてください。大判ストールで冬のおしゃれを楽しんでみませんか。冬は寒いのでダウンやコートを頻繁に着ます。しかし、これらのアウターを着るとコーディネートが単調になりがちです。また、色も黒やグレー、ベージュといった地味な色が多いのでおしゃれさも半減してしまいます。
写真:kinarino.jp
そこで、大判ストールを使えば色や柄がアクセントになって印象をがらりと変えることができます。しかも、一般的なストールやマフラーと違ってアレンジの幅が広く、様々な巻き方が楽しめます。例えば「エディター巻き」です。格好良い名前で難しそうに感じますが、両端が前に来るように首に一周巻くだけの定番の巻き方です。大判ストールは幅があるので、巻く前に好みの幅に折り畳んでから巻くときれいにできます。
写真:na-beauty.com
同じように、簡単な方法で「ループ巻き」があります。これは、ストールを縦半分に折って首にかけ、輪の中に垂れている方を通すだけです。緩く絞めればカジュアルに、キッチリ絞めれば清潔感を感じる雰囲気になります。近年流行っているのが「スヌード巻き」です。スヌードは、ネックウォーマーのような首もとを暖める服飾品で、それに似た巻き方です。まず、ストールを首にかけて左右均等の長さに揃えます。両端を結んでから8の字に交差させ、できた輪っかをかぶります。程よくボリュームが出るように整えたら出来上がりです。首をしっかり囲むので暖かいですし、硬く結べば外れにくいので自転車に乗るときなどにも最適です。
写真:pleure.net
もう少し簡単に巻きたい時は、「ネックウォーマー巻き」と呼ばれるぐるぐる首に巻いて端を隠すように入れ込むやり方があります。どちらも首もとにボリュームが出るので小顔効果がありかわいく見えます。
写真:rakuten.ne.jp
少し他の人と差を着けたいなら、「アフガン巻き」はいかがでしょうか。ストールを三角形に折りたたみ、両端を持って首の後ろで交差します。左右の先を逆三角形になっている正面の布の下で結んで隠し完成です。できるだけ正方形タイプのストールを選んだ方がやりやすいです。三角形の部分の面積が広いので柄や色がはっきり見えて、ストールの存在感をしっかり出せますよ。
写真:fashon-for-girl.com
そしてもう一つ「ミラノ巻き」もおすすめです。ストールをゆったり首に一周巻いて輪っかをつくります。その輪っかの下から右側の布を出し、それできた輪っかの上から左側の布を入れて整えます。これは一見、前で結んだだけのように見えますがよく見ると凝った結び目になっているというさりげないおしゃれをアピールできる巻き方です。慣れてしまえば簡単にできます。