芸能人の熱愛や不倫の報道は、硬派といったイメージを崩す影響力を持ちます。芸能人のプライベートを証明し、週刊誌の読者に強い印象を与えます。熱愛や不倫の姿が確認される場所をはじめ、スクープ写真の撮り方を紹介します。
アナウンサーの熱愛報道
写真:ryohappy.com
2017年2月26日、インターネットのニュースサイトにてジャニーズの櫻井翔さんとテレビ朝日のアナウンサー、小川彩佳さんの熱愛報道が掲載されました。東京都の六本木のテレビ朝日に面したけやき坂の中腹にて、2人の逢瀬がスクープされています。2ショットが撮影された経緯には、やたらと早く帰社して夜遊びに出かけているようだ、というテレビ朝日の関係者の言葉がありました。初めは硬派として浮いた噂1つもなく、目立っていたため小川彩佳さんの早帰りは話題になっていました。櫻井翔さんの姿が確認されたのは小川彩佳さんの自宅のベランダにて、半袖Tシャツを着て現れた2月12日でした。
確固たる地位を築き上げた俳優の不倫報道
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渡辺謙さんの不倫報道は世間を騒がせました。2017年3月30日に発売された週刊誌では、不倫相手は当時36際のジュエリーデザイナーと記載されています。2013年8月、渡辺謙さんは自身が主演を務めた映画の試写会後に大阪北新地の高級クラブへ足を運びました。お店でナンバーワンだったジュエリーデザイナーが渡辺謙さんの隣に付き、1年後に交際を始めています。宮城県気仙沼市にて、震災後に共同経営で開店したカフェに2人で訪れるなど一目をはばかる様子はさほど見られていません。同年2月中旬には、ニューヨークでデートの姿も確認されました。
週刊誌のスクープ写真に違法性はないのか
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芸能人は、許可なく撮影されることに苦言を呈することがあります。木下優樹菜さんは2014年8月25日にウェブログにて、盗撮を試みる無断撮影者に呆れながらも嫌悪感を示しました。同年7月には、ダレノガレ明美さんがTwitterにて盗撮被害を訴えています。一方でSEKAI NO OWARIの深瀬慧さんはラジオ番組にて、盗撮するならばかっこよく撮ってほしいと発言し、ファンからの評価を得ました。芸能人の反応がうかがえる無断撮影ですが、週刊誌に掲載されたスクープ写真は罪に問われない理由があります。各都道府県に設けられた迷惑防止条例違反やのぞき見罪に当たる可能性があるものの、スクープ写真の多くは公道で撮影がされています。人の住居や浴場といった、のぞき見を禁止されている場所ではありません。芸能人側はプライバシー権や肖像権を侵害されたとして損害賠償や雑誌の発行の差止めを請求できますが、容易には認められません。裁判を起こすとプライバシー権侵害、肖像権侵害があるかどうか争って長丁場になります。
芸能人の内部情報や自宅の特定方法
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週刊誌の記者は、芸能人の自動車を即座に50台を答えられて当然という暗黙のルールがあります。車種やナンバー、事務所の送迎用などを記憶し、街中で発見したときに追いかけてネタをつかみます。マスコミ関係者の接待で情報を仕入れることがありますが基本的に足を使い、芸能人行きつけの店、イベントの打ち上げに張り込むことが頻繁にあります。張り込みと追跡専門のアルバイトを務める大学生を雇った週刊誌は、アイドルグループの劇場を張り込ませてスクープを連発しました。アイドル側の警戒心が強まり、取材側も車種や人を特定されないように変えています。他、芸能プロダクションへスパイを送り込む、気分のいいタクシー運転手に女優の自宅を案内してもらう、といった方法が取られています。自宅を探す場合は芸能人自身のソーシャルネットワーキングサービスの投稿から割り出す以外にも、熱狂的なファンの取り込みが模索されています。
まとめ
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スクープ写真は主に記者の足で撮られ、芸能人の私生活を明らかにします。芸能人として売っていくために認知度が必要になるものの、一般的にプライバシーに土足で踏み込まれることに嫌悪感を示してもおかしくありません。記者と芸能人は互いに覚悟を持って、攻防が進展していきます。