折り紙のメダルは幼稚園や保育園で子どもたちに人気です。一見難しそうですが、作り方は意外と簡単です。誕生日などのパーティーや記念日、たくさん作ってオーナメントやリースにもできる折り紙のメダルを作ってみませんか?オーソドックスな形のメダルとそこからアレンジして作るメダルを2種類、丸みのある風車のようなメダルを紹介します。最初の3つは途中まで同じ折り方なので簡単です。
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まず基本となる折り方です。折り紙の白いほうを内側にして、対角線に2回折ります。いったん開いて縦半分に折り、もう一度正方形になるように折ります。開くと対角線と縦横に4本の折り目がつきます。中央の横の折り目に向かって手前から半分に折り、反対側も同様に折ります。左右の側からも中心線に向かって半分に折った後、右側を開きます。斜めに入った折り目に沿って、開いてたたみ、舟形のような形にします。左側も同様に折ると、舟形が2つできます。4カ所あるとがった先を起こし、開いてたたむと正方形になります。すると4つの小さな正方形に分かれるので、中心を頂点にして、対角線の折り目に合わせて、三角形になるように折っていきます。すると小さな三角形が8つできます。ここまでが共通の折り方です。
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8つの三角形を開いてたたみ4隅を裏側に折れば、オーソドックスな形のメダルの完成です。浮きやすい中心部分にシールか小さく切った折り紙を貼ると、よりかわいらしくなります。またメダルより一回り大きなサイズの色付きの台紙をつけると、カラフルで豪華になります。
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次にアレンジ1つ目の折り方です。共通の部分から8つの三角形をもう一度戻し、中心部から外側に、鶴を折る時のように4カ所開きます。開いた部分の間の上の紙1枚を、先が少しはみ出るように外側に折ります。同様に4カ所とも折ります。今度は4つのとがった先を内側に戻し、三角の頂点部分をフレームのようになった中側に折り込みます。4カ所とも同様に折れば完成です。この折り方はフレームのように出来上がるので、四角い紙にメッセージやイラストなどを書いて差し込めば、オリジナルのメダルが出来上がります。フレーム部分が折り紙の裏になるので、両面が色や柄付きの折り紙を使うと、カラフルで見栄えも良くなります。
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2つ目のアレンジは、このフレームのようなメダルにもう1つを重ねた、折り紙2枚で作る豪華なメダルです。フレームのようなメダルの折り方の最後の行程で、三角部分を折り曲げずそのままにしておきます。別の折り紙で重ねる部分を作ります。折り紙の白いほうを内側にして、縦、横に2回折り、折り目をつけて開きます。4隅を中心に向かって折ります。ひっくり返して、もう一度4隅を中心に向かって折ります。またひっくり返し、4隅を中心に向かって折ります。もう一度ひっくり返して、4つの中心部分を外側に向かって折り返せば完成です。これをフレーム部分に入れ込めば、立体的でお花のような豪華なメダルの出来上がりです。
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最後に丸みのある風車のようなかわいいメダルの作り方です。折り紙の白いほうを内側にして対角線に2回折り、開いて折り目をつけます。1辺を対角線に合わせて折ります。折った右側の1辺をまた対角線に合わせて折ります。さらにその右側の1辺を同様におり、最後の1辺も折ると、小さな正方形になります。次に右下の部分を開き、右側の部分を中側に折り、上部をその上に重ねます。4つとも順に重なるように折っていきます。最後に折った角を上に折り上げ開きます。その隣の左の角も同様に折り、順に残り2つの角も折っていきます。折り開いたとがった部分4つを、風車のように順に重なるように中に入れ込めば出来上がりです。中心部分は浮きやすいので、シールや折り紙でとめましょう。
今は100均などでも、両面色付きや柄もの、光沢のあるものなどいろいろな種類の折り紙が売られています。金色の折り紙で作るとピカピカのメダルができます。さまざまな色の組み合わせで作ると、バリエーションもが広がります。簡単なので、ぜひ作ってみてください。