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袴に合わせる!失敗しない卒業式メイクのやり方


卒業式に袴を着る場合、いつもと同じメイクでは、着物や袴からお顔だけが浮いてしまいます。和服には和服に合うメイクがあります。卒業式に集まってくださる、保護者や来賓の方々から見ても品のある、素敵なメイクを考えてみましょう。そもそも卒業式は、ご自身の卒業を祝う会ではありません。定められた学業を、一定の成績を収めた証明書を授与するお式ですので、それに合った着物とメイクを選ぶ必要があります。

 


写真:biteki.com

ナチュラルメイクを心がけますが、和服は華やかな色が多いので、ある程度はしっかりとしたメイクが必要です。チークやアイシャドーなどは控えめな色にします。お祝いの席ですので、あまり地味ではない色合いで、薄いピンクなどでほんのり色味がつく程度が好感が持てます。袴の色が濃い寒色であった場合、どうしても色味を合わせたくなりますが、着物の色に合わせてメイクをしてしまうと、お顔が派手になってしまいます。春のお色であっさりと仕上げましょう。point 282 | 1

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写真:studioselfit.com

眉メイクも同様で、書き込まず、自然な眉の形に仕上げます。流行の形もあるでしょうが、眉の書き方がみんな一緒ですと、みな同じお顔に見えてしまいます。せっかくの卒業式ですので、自分本来の姿で臨むと素敵ですね。

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写真:pictaram.com

アイメイクですが、まつげエクステなど行っている場合、できれば外した方が着物に似合います。あまりまつげがながいと、日本人本来の美しさがそがれてしまう印象を受けます。マスカラなども控えて、目元は薄いアイシャドー程度にしたほうがいいでしょう。着物に負けないように、口紅は少し華やかな色を選びます。ナチュラルメイクに、ぱっと映えるような口元が、お祝いの席に似合います。

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写真:bizuuhair.com

せっかく着物袴ですから、指先も清楚にしましょう。派手なネイルアートは控え、薄いピンクか透明なマニキュアで我慢です。成人式で派手にはしゃぐ新成人のような装いは控えた方が無難です。常に和服をお召しの方々は、ナチュラルなメイクやネイルを心がけておられます。もともと日本の民族衣装である和服、マニキュアやマスカラなどは用いてこなかったからです。おしろいをはたき、紅を差す程度が和服によく似あいます。

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写真:kimonosekai.com

せっかくの卒業式、袴で着飾るのですから、お着物が主役、自分は着物に着られない程度にお化粧をする。髪型も奇をてらったものではなく、和服に合う髪型と、アクセサリーを選ぶ。自分らしさを追求して、派手に装う方も多い昨今ですが、お着物の意味を考え、時と場所を考えて、その中でじぶんらしいおしゃれを楽しみたいですね。

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