キャンディーブーケとは、その名前のとおり、キャンディーやチョコレートなどのお菓子を使って作った花束のことを指しています。キャンディーだけではなく、スナック菓子やいろいろなお菓子を入れたお菓子ブーケも人気となっています。またお菓子だけではなく、ぬいぐるみや風船などと一緒に組み合わせて、ボリュームアップさせたものも多く、組み合わせのバリエーションによっては、キャンディーブーケのデザインは無限大と言えるでしょう。
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低コストながら、生花のブーケよりも派手に可愛らしく作れると、SNSでも話題になったアイデアブーケです。近年では、このキャンディーブーケを、ちょっとしたプレゼントとして渡したり、結婚式のブーケトスなどでもキャンディーブーケを使う機会が増えてきているということです。もちろん香りや華やかさに関しては、生花で作ったブーケの方がよいでしょう。しかし生花で作ったブーケは、いつかは枯れてしまうので、きれいな状態を保てる時間が短いものです。そのため前もって用意しておいたり、ブーケを贈りたい相手が遠方にいるときには、何かと不便なこともあるでしょう。
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キャンディーブーケであれば、枯れる心配もなく、ずっときれいな状態を維持することができます。持ち運ぶ際に崩れてしまうかもしれませんが、その中身はキャンディーやお菓子が使われているので、何度でもつくり直すことができます。またキャンディーでできているので、見るだけではなく食べる楽しさも詰まったブーケと言えるでしょう。キャンディーブーケは、インターネット通販などでも購入することができますが、基本的な作り方は非常に簡単です。材料もそろえやすいので、基本的な作り方を押さえておくことで、安くても豪華に見えるブーケを作ることができるでしょう。そこで今回は、基本的なキャンディーブーケの作り方をご紹介します。
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まずは材料についてです。材料は、好きなキャンディー、竹串、セロハンテープやマスキングテープ、グルーガン、不織布などの包装紙、フィルム、輪ゴム、造花などがあればよいでしょう。キャンディーはできれば包み紙がかわいいものを用意すると、可愛らしく仕上がります。
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作り方としては、まず最初にキャンディーを竹串につけていきましょう。セロハンテープでキャンディーを竹串に巻き付けていきます。包装紙でねじって包まれているキャンディーは、直接セロハンテープで巻きましょう。袋に入っているタイプのキャンディーは、真ん中のつなぎ目の部分を開いて、グルーガンを少しつけて竹串を挟んで閉じます。このままではキャンディーがそのまま見えてしまうため、ここに小さく切った不織布やフィルムを巻いていきます。つなぎ目の部分はセロハンテープやマスキングテープを使って止めましょう。一本一本包んでいくのもよいですが、竹串を三本まとめて輪ゴムでとめてから、不織布とフィルムを巻いてもよいでしょう。これだけでもプチギフトとして成り立ちますが、ここからブーケ型にしていきます。造花と一緒にキャンディーをまとめたものを輪ゴムで束ねます。そしてブーケよりも少し長めに幅をとった不織布とフィルムを並べて、ブーケを包み込んでいきます。上手に包むためには、ブーケよりも長くなっている部分を折り畳んで、竹串を隠し、そのあとに左右の包装紙を包んでいきます。根元の部分はセロハンテープや輪ゴムでとめていきましょう。これでブーケは完成ですが、ここにカードやリボンなどを付けてあげると、さらに良いデザインになります。持ち手の部分にはリボンなどを結んで最終的な仕上がりです。
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近年では100円均一のお店にも、可愛くて手ごろな包装紙や袋がたくさん販売されています。自分でデザインを考えて、自分のオリジナルブーケを作ってみましょう。