巻き髪
皆さんは自分で上手く巻き髪を作れますか?
巻き髪はヘアアレンジの基本んですが、自分ではなかなかうまくいかないものです。
そこで今回は、カールアイロンやストレートアイロンを使ってきれいな巻き髪を作る方法をご紹介します。
さらに、巻き髪のアレンジ方法も教えちゃいます!
巻き髪のコツ
キレイに巻くためには、下準備が必要です。
Of HAIR 自由が丘ウエスト店のトップスタイリスト・古田愛さんの話によると、
「きれいに髪を巻くためには、髪の水分と油分のバランスが重要になるので、必ずヘアクリームやオイルを使ってバランスを整えておきましょう。スタイリング剤には、髪を熱から守ってくれる効果もあります。また、寝癖が残っている場合は、少し濡らしてからドライヤーで乾かして癖を取っておきましょう。」
巻く前にスタイリング剤を利用するといいようです。
カールアイロンの巻き髪
カールアイロンを使った巻き髪のポイントをご紹介します。
カールアイロンは太さによって、髪型の印象が変わるそうです。
先述の吉田さんの話では、
・ロング……ナチュラルに仕上げたい場合は38ミリ、しっかりカールをつけたい場合は32ミリ
・ミディアム……ナチュラルに仕上げたい場合は32ミリ、しっかりカールをつけたい場合は26ミリ
・ボブ……ナチュラルな内巻きカールは32ミリ、動きのあるスタイルにしたいときは26ミリ
だそうです。
しかし、カールアイロンを何本も揃えられる人は少ないでしょう。
1本だけ買うときは32ミリがおススメだそうです。
巻き方
(1)サイドとうしろの髪を2つずつに分けて、クリップで留めます。上下も分けておくとさらに巻きやすくなります
(2)アイロンを滑らせるように毛先のほうまで移動させ、髪に軽く熱を入れるとツヤが出やすくなります
(3)髪を巻いたら、アイロンを外して髪を手の上にのせて少し冷まします。冷やすことで、形がしっかりつきやすくなります
(4)表面の毛をアイロンにぐるぐるまきつけて外すと、動きのある毛束になります
(5)バランスを見ながら全体を巻いたら完成です
ストレートアイロンの巻き髪
ストレートアイロンでは、波巻きという巻き方が基本です。
波巻きは、まとめ髪をつくるときのおくれ毛のアレンジにも使いやすいそうです。
巻き方
(1)3~5センチくらいの厚みで毛を持ち、まず内側に丸めるようにアイロンを操作します
(2)今度はアイロンを反らせるように操作して、外ハネの部分のカールを作ります
(3) (1)と同様に、また内巻きになるようにアイロンを操作します。これを繰り返せば完成です。
巻き髪をキープするには?
せっかくきれいに巻けたのに、すぐに取れてしまうという人はいませんか?
巻き髪を長く保つポイントをお教えします。
髪を巻き終わったあとに、固まりすぎないソフトハードなスプレーを全体にかけましょう。
そして、最後に軽く手ぐしを通してあげるといいそうです。
巻き髪アレンジ
それでは、巻き髪を使ったアレンジ方法をご紹介します。
髪の長さ別にまとめました。
ショート~ボブ
ストレートアイロンの波巻きスタイルです。外ハネがポイントのアレンジです。
シンプルでベーシックな内巻きスタイルです。大きめのアイロンで毛先をワンカールさせましょう。
ショートボブも巻き髪でアレンジできます。
ボブの内巻きスタイルです。表面に細い毛束のカールをたくさん作るのがポイントです。
女性らしいゆるふわスタイルです。32ミリのアイロンを使っています。仕上げにオイルをもみ込むようにつけるのもポイントです。
ミディアム~セミロング
スタンダードな巻き髪スタイルです。王道なので一度は挑戦したいですね。
上級者スタイルの巻き髪です。波巻きとスタンダードなカールをミックスさせています。
波巻きでコットンウェーブを作りました。仕上げにやわらかめのワックスをもみ込むといいでしょう。
熱で髪が乾燥してしまいがちです。ツヤ髪を作るには下準備が欠かせません。熱から髪の毛を守ってくれるタイプのオイルを使用しましょう。
動きづらいミディアムボブは、内巻き、外巻きをミックスするといいでしょう。
ロング
動きのあるスタイルです。表面の細かい毛束のカールがポイントです。
エアリーウェーブは細かいブロッキングがポイントです。前髪もワンカールするともっと可愛く仕上がります。
38ミリの大きめのアイロンを使用しました。
前髪にワンカールをつけて、かき上げるスタイルにしました。毛先は外ハネにするのがポイントです。
多様なシーンで使える巻き髪スタイルです。
巻き髪まとめ
いかがでしたか?
巻き髪が上手くできるようになるだけで、アレンジ方法の幅が広がります。
シーンやコーディネートに合わせた髪型も自由自在にでき、様々な髪型を楽しむことができるでしょう。
ぜひ、基本のやり方をマスターして、巻き髪にチャレンジしてみてください!