ピン止めの正しい留め方を知っている人は意外と少ないようです。基本を押さえて使えば、1本のピン止めで無駄なくしっかり髪の毛をとめることが出来ます。3つのポイントに絞ってピンの留め方を解説しています。
コツその1.正しいピンの留め方
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正しくヘアピンを使うための基本は、耳掛けのピン止めの留め方です。使うピンは「アメピン」と言われるピンです。ピンの先が丸くなったものと平たいものがありますが、平たいほうがアレンジが長持ちします。先の丸いものは不器用な方におすすめ。ピンには長い方と短い方があります。正しい使い方は、ピンの長い方が上にきて、短い方が下にきます。またアメピンに片方がジグザグ、片方がまっすぐの場合は、ジグザグが下にきます。ピンの上下を確認したら、シンプルな髪の毛の留め方です。方法その1.親指と人差し指で、ピンの間を少し広げておきます。その2.耳にかけた髪の毛を少量すくいあげるようにピンをさします。その3.ピンの曲がった部分を押してしっかりと髪の毛をとめます(分量を多くとりすぎると、はねかえって、ピンが外れますので、地肌に近い少量を取るようにします)point 451 | 1
コツその2.ねじり留め
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ねじり留めのポイントは、隠しピンテクニックです。ねじった髪の毛の束に隠れるように隠しピンをとめます。方法その1.ある程度の毛を束ねてクルクルとねじります。その2.ピンを差し込むのは、ねじった束に直角にしたから差し込みます。その3.ピンが半分くらいまで刺さったら、半回転させて、そのままピンの頭を押して、奥までしっかり固定します。こうすることで、1本のアメピンで、きれいにしっかりと束が固定できます。
コツその3.ユーピン活用
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ヘアピンにはアメピンとユーピンと呼ばれるタイプがあります。アメピンは上下のピンがきっちり重なって閉じています。ユーピンはアルファベットのUの形をして、上下の間が空いています。アメピンとユーピンを用いて簡単に出来るお団子ヘアの留め方を紹介します。方法その1.髪の毛を後ろで一つに束ねて、クルクルとお団子状にまとめたら、アメピンをつかって、毛先の部分を2、3カ所留めます。その2.アメピンで止まらなかった後れ毛を、ユーピンを使って留めていきます。ユーピンは軽く押すだけで、すっと髪に留まりますので、飛び出してしまった毛束を整えるのに仕上げとして使いましょう。point 362 | 1
アメピンアレンジ編
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アメピンの正しい使い方をマスターしたら、いろんな髪の毛のアップにアメピンをつかって、応用してみましょう。応用編1.ハーフアップを作るのに、ゴムやシニオンを使用せず、アメピンだけを使って簡単に仕上げます。まず、トップから三分の1くらいの後ろ髪をとって、コームでふんわり盛ります。適当な盛り具合の場所にアメピン2本くらいでしっかり固定します。そのポイントにサイドの髪を集めるように、ねじりながら両側から、アメピンで止めたら出来上がり。毛先をカールしたり、ウェーブがあっても豪華に仕上がります。応用編その2.三つ編みのハーフアップ。サイドから三つ編みを2本づつ編み上げて、後ろで一つにアメピンで止めます。後頭部に逆毛を立てると、ボリュームが出てまとまりよくなります。アメピンを留める前に、軽くヘアスプレーをかけてから留めると、崩れにくくなります。point 452 | 1
まとめ
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ヘアピンで留めるアレンジ方法は、なんといっても自然な仕上がりが重要です。なんとなく無造作だけどラフに仕上がっているのが、今風ですので、あまりスプレーやジェルなどの整髪剤で整えず、髪の毛の自然なフォームが出るように工夫しましょう。アメピンが数本あれば、簡単にアップにまとめられますので、会社帰りのちょっとした食事でのイメチェンや、時間が無い時のアップドウを作るのに、とっても役に立ちます。ぜひ活用してみてください。point 276 | 1