オタク業界だけでなく一般の人たちをも虜にしたキュートなキャラクターである初音ミク。「どうすれば上手に初音ミクを描けるの?」と悩む人のために、その描き方を伝授します。
意外と簡単な初音ミク
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初音ミクはデジタルな時代にとてもフィットした人気のキャラクター。今ではたくさんの場所で見かけるようになりました。彼女を中心としたイベントも催され、経済を動かす大きな存在と言っても過言ではありません。初音ミクを簡単に描けるようになるには、まずどのようなもので彼女が構成されているのかを頭に入れておく必要があります。例えばドラえもんやアンパンマンは、たくさんの○によって構成されています。このように概要を頭に入れておかなければいけません。彼女の特徴な何と言ってもあのヘアスタイルでしょう。自身の足元にまで伸びたブルーのツインテール。そして忘れてはいけないのがヘッドフォン。体は華奢なイメージですが、忠実に再現する必要は必ずしもありません。上記の特徴をしっかりと表現できれいれば、初音ミクであることが伝わるはず。そこからオリジナルのアレンジを加えても問題はないのです。絵を描く動機は「楽しいから」というのがほとんどのはず。あまり初音ミク感に捉われすぎて、がんじがらめになるのはよろしくありません。脚フェチの人は長い脚にしてもいいですし、巨乳好きの方はグラマラスな初音ミクを描くといいでしょう。point 573 | 1
服は隠れたセクシーを意識!!
写真:seiga.nicovideo.jp
アームバーとニーハイは彼女を表現するアイテム。ミニスカートとニーハイの間にできる生肌部分。いわゆる「絶対領域」は、色気を出す上での重要なポイントになりますので、絶対に入れるようにしましょう。ネクタイの先端はスカート部分にまで伸びておりますので、かなり長め。トップスは大胆に脇が出るような構造となっています。意外と見落としがちなのが髪留め。正方形の髪留めは黒色がベースとなっており、中心に赤のラインが入れられています。続いて彼女のファッションに使われているカラーについて語っていきましょう。彼女の服に使われている色は、いくつか限られています。髪の毛と同じブルーが色々な場所に散りばめられているのです。まずネクタイ、そしてミニスカートの下の部分。ニーハイの上の部分。アームバーの一番下。色を塗る際にこれらをつい忘れる人も多いようです。忘れてしまうと初音ミク感が出なくなりますので、詳細に再現しましょう。point 490 | 1
顔はバランスを意識してから描く
写真:mitchie-m.com
いくらファッションなどをリアルに描けたとしても、顔が似ていなければ台無し。顔を上手く描くにはまず全体のバランスを意識することが大切です。顔面の上下を1対1に分けましょう。頭のてっぺんから目の少し上くらいまでと、目の上部から顎先までが同じ長さになるよう配分します。描き慣れるまでは鉛筆やシャーペンの線を引いておいて、全て描き終わったのちに消すといいでしょう。髪の毛はかなり長いので顔のディティールが完成してからでも構いません。point 299 | 1
楽しいデフォルメ
写真:matome.naver.jp
かなり描き慣れてきたらデフォルメをしながら楽しみましょう。デフォルメには「誇張して表現する」という意味があります。つまり初音ミクらしさは残しつつも変化させていくという遊び。二頭身や三頭身にしてもかわいくなるでしょうし、思い切ってぽっちゃりさせてみてもいいかもしれません。多くの初音ミクのデフォルメされた絵を見ると、手足がスラリと長くなっているものがほとんど。中には「脂肪の乗った初音ミクを見てみたい!」というマニアがいるかもしれません。人の好みというのは多種多様。まだ誰も描いたことのない初音ミクを生み出せる瞬間が、デフォルメ画には十分あるのです。point 356 | 1
まとめ
写真:gaingarage.com
今は知らない人はいないほどの勢いを誇る初音ミク。彼女を描けるようになったら人気者になれるかもしれません。絵の力というのは想像以上に大きいものがあります。ネットに詳しい人は、自身の絵を海外の人向けにアップロードしてみても面白いのではないでしょうか?