目元に文字通りラインを引くことで、切れ目やぱっちりおめめ、垂れ目を自在に演出事ができるメイク用道具「アイライン」。実際に使うにしても、目元に物を近づけるのは慣れていないと怖い……。そんな初心者の方に正しい使い方と種類を解説します。
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4つの種類があるアイライナー
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アイラインを引くために必要なアイライナーの種類はそれぞれ4種類。「ペンシルタイプ」「リキッドタイプ」「ジェルタイプ」「パウダータイプ」です。
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ペンシルタイプは文字通りペンの用に使用できるアイライナーです。こちらにも種類が2つあって、そのまま使うことができるペンタイプ。先端を削って太さを調整することができる鉛筆タイプの2種類。柔らかくもしっかりとしているので、アイラインを引きやすいという特徴があり、失敗してもぼかして修正しやすいため、初心者の方におすすめです。
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リキッドタイプは先端が筆のようになっていて、様々な大きさが存在しています。1本の筆でも力加減や塗り方で範囲が異なり、落ちにくいという特徴があります。応用力が高く、様々なデザインでメイクが可能です。
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そしてジェルタイプのアイライナーは、ペンシル式のものやブラシにジェルをつけるポット式の2種類が存在しています。こちらはより落ちにくく、水に濡れてもそうそう簡単には落ちません。慣れてしまえばリキッドタイプよりも更に自由に調整できる上、濃淡の調整が最も簡単です。
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「パウダータイプ」は、アイシャドウのように粉状になったものが先端についているタイプです。失敗しにくく、ナチュラルなラインをつけることができ、濃淡が付けやすいという特徴があります。
初心者におすすめなアイライナー
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初心者におすすめなのはペンタイプ、パウダータイプ、ジェルタイプ、リキッドタイプの順です。ペンタイプはシンプル・イズ・ベスト。応用生は欠けるものの、逆にできることが限られているからこそ、余計な事をすることもなく失敗せずに利用できます。次にパウダータイプ。ナチュラルなラインを作ることができるので、失敗しても目立ちにくいというのが初心者向けです。他の3種類の中でもっともラインの自由度が低いものの、簡単に濃淡をつけることができるので差別化が可能。問題はアイシャドウと混ざることがあるくらいです。次にジェルタイプ。高い応用力を誇り、細いラインから太いラインまで自由自在。ただし落ちにくいというのは、メイク落としやメイク直しが大変ということでもあるので、慣れてきたら同じことができるリキッドタイプの方がバランスが良いでしょう。point 449 | 1
初心者でもできるアイラインの引き方
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ではお次は初心者の方のために、簡単なアイラインの引き方を解説します。まず、アイラインの役割は「目のフレーム」です。目をはっきりと見せる効果を発揮するためには、できるだけまつげに寄せる必要があります。まず、ペンシルタイプの場合は目尻から、そのまままつげの隙間を埋めるように目の中央までラインを引いていきます。次に、反対方向の目頭から線を入れていきます。こちらも中央まで。そして不自然じゃないよう2つのラインをつなげた後、綿棒で外側をぼかすだけで完成です。下側も同様の方法で可能。ペンシルタイプはできるだけゆっくりした方がおすすめです。対してリキッドタイプは、目の中央から端へとラインを引いていきます。この際なるべき一気に引いたほうが良いでしょう。筆状になっているので、ゆっくりするとそれだけ幅に乱れが生じます。ジェルタイプも同上です。パウダータイプはアイシャドウと同じような方法で、ラインを入れていきます。point 485 | 1
まとめ
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以上、初心者でもわかるアイラインの解説でした。ナチュラルなラインを引きたい場合はペンシルやパウダータイプを。はっきりとしたラインを引きたい方にはリキッドタイプやジェルタイプがおすすめです。コツはあまり目立つように塗らない事。あくまで引き立てるだけなので、露骨にラインがわかるような塗り方をすると、逆に違和感を感じるようになってしまいます。