慣れていないとなかなか抜くことが難しいワインのコルク。初めて抜こうとしたときには、コルクが割れたり、ボロボロになってとても時間がかかった、という方もいるのではないでしょうか?
そこで今回はそんな抜けなくなったワインのコルクを抜くためのコツやノウハウをまとめて紹介します。
ワインオープナーを使ってもコルクが抜けない!その原因と対処法
写真:france-sanpo.info
ワインのコルクを抜く際はスクリュー型の「ワインオープナー」という道具を使用して抜くことが一般的ですが、この道具を使用して抜こうとしてコルクが割れたりボロボロに砕けて抜けなくなることがあります。
原因の一つとして、スクリューが垂直に刺さっていなかったり、コルクの長さを確認していないためにコルクに突き刺すためのスクリューが深く刺さっていないことが挙げられます。このような場合は、まず外側からコルクの長さを確認してスクリューが垂直となるように挿し直し、内側のコルクの先からスクリューが見えるまで刺すと簡単に抜くことができます。
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また、コルクは硬すぎるために抜けなくなることがあります。コルクは乾燥すると硬くなってしまうため、一度ワインボトルを寝かせてコルクを湿らせることで抜くことができます。
ワインオープナー以外を使った抜けないコルクの対処法
写真:camo.asset-proxies.net
ワインオープナー以外の道具を使用した際の抜けないコルクの対象法は次の3種類があります。
まず、一つ目は身近にある刃物を使用した方法です。例えば、ハサミや細いナイフの場合は刃をコルクに対して垂直になるように深く突き刺し、ワインオープナーのように回転させながら手前に引くとコルクを引き抜くことができます。この時、刃がむき出しになっているため注意が必要です。
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二つ目は細い棒のようなものでコルクをワインボトルの中に押し込む方法です。この方法を行う際は中のワインが飛び散らないようにフキン等で押さえておきましょう。そして、押し込んだ後はワインの中にコルクのカスが残ってしまうため、グラスに注ぐ際はコーヒー用フィルター等で漉してワインをろ過するようにしてください。
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三つ目はワインボトルの底を叩く方法です。身近に道具がない場合、スニーカーのソールのように柔らかい箇所にワインボトルの底を押し当てます。そして、地面や壁など硬いところに打ち付けるとワインボトルの中にある空気がコルクを押し上げることで、コルクが浮いてきて抜くことができます。
コルク抜きを場が盛り上がる演出の一つに使おう!
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ワインのコルクがスマートに抜けない場合や、うっかり道具を忘れてしまったときも、誕生日やクリスマス会などのパーティでここまで紹介してきた方法を試すと、場を盛り上げる演出の一つとして使えるかもしれませんね。