最近、筆記道具で漢字を書くことが減っているからでしょうか?
画数が多い漢字などを正確に書くことが 意外と難しく感じることが多くなったような気がしませんか?
また 知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないものや、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないものなど、けっこうありますよね。
「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに 意外と 読めない漢字が多くあるものですが、今回はこちらの漢字が問題です!
「続柄」って、何て読む?
大人でも、意外に間違いやすい漢字の読み方をあげてみると…
例えとして多くあげれらる 「続柄」があります。用例としては「申請書類に世帯主との続柄を書く」など…と使われています。
読み間違いの例としては やはり「ぞくがら」があるようですが、正しい読み方はというと…
正しい読み方は「つづきがら」
「続」を訓読みで「つづき」と読むのが正しいのですが、送り仮名の「き」がないので、つい音読み「ぞく」にしてしまうのでしょうか。
「貼付」って、なんて 読む?
では 次に「貼付」 という漢字の,読み方が クイズです!
お、なんだか読めそう……?
もしかして 「はりつけ」じゃないの……?
残念! それは 不正解です!
なんと 正解率は、たったの14%!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果は…
正解率はたったの 14%だったそうです!
今回は、読み方を間違って覚えている人が圧倒的多数という結果になりましたが、「はりつけ」という回答がやはり多かったようです。
では、正しい読み方は何なのでしょう。確認してみましょう!
お答えは…コチラです!
その問題の読み方は なんと 「ちょうふ」でした!
「貼」で「ちょう」と読むのがクセモノですね。知らなかった人も多いのではないでしょうか?
意味はもちろん、「はりつけること」(『デジタル大辞泉』より引用)ではあるのですが…
ちなみに、「てんぷ」という回答も多かったようです。
しかし、こちらは「慣用読み」です。「たまにそう読む人もいるけど、厳密には間違い」という読み方なので、これを機に 覚えなおしておくといいと思います。
「貼付」と「貼布」の違いは?
「貼付」も「貼布」もどちらも貼り付けることを意味しますが、「貼布」は特に 「布上のものを貼り付ける」場合に使われるのです。
例えば「貼布剤」とは打撲した時などに体を冷やすために貼る「しっぷ」のことを指しています。
また「添付」とは 「書類などに何かをつけ添えること」を意味する言葉です。電子メールを使うときにファイルを相手方に送信するときは、「ファイルを添付する」とよく使いますよね。
しかし「貼付」は電子メールでファイルを送信する場合には使われないので、その点は違うのです。
紙の書類の場合は、 粘着剤などを使って貼り付ける場合は「貼付」、粘着剤ではなくクリップなどで添える場合は「添付」と使い分けましょう。
このように 探してみると 意外と 読み間違いやすい漢字って多いものですよね?
この機会に、もう一度 チェックして 読み直してみるのもよいのではないでしょうか…