たまに「あれ、この漢字ってどう読むんだっけ…」となることはありませんか? すぐに思い出せなくて読み飛ばしてしまうこともあるのではないでしょうか。ですが、ビジネスシーンで読めないと赤っ恥をかいてしまうかも…。そこで、今回はこれだけは知っておきたい「読めそうで読めない名詞の漢字」をまとめました。
今回は5つの漢字を用意しました。では、早速1問目です!
答えは一番下にあります!
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問題① 湯湯婆
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問題② 美人局
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問題③ 甘蕉
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問題④ 鳩尾
問題⑤ 御御御付
いかがでしたか。何問わかりましたか?
それでは、答えを確認していきましょう。
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答え
問題① 湯湯婆
読み:ゆたんぽ
意味:寝床などに入れて足や体を温める道具。中に湯を入れて使用する
一見、某ジブリ映画の登場人物名に見えますが、そうではありません。底冷えする冬場に重宝する“ゆたんぽ”です。ちなみに、寝具や暖房設備の性能向上によって、最近ではゆたんぽを知らない若者も多いとか。
問題② 美人局
読み:つつもたせ
意味:夫や彼氏としめし合わせた女が他の男と通じ、それを言い掛かりとして金銭などを巻き上げる行為
「びじんきょく」と読んでしまいがちなこの難読漢字。こんな美人が自分と仲良くしてくれるなんて最高にハッピー!と思っていたら落とし穴が…。芸能界ニュースでもよく目にする単語です。
問題③ 甘蕉
読み:バナナ
意味:老若男女に愛される南国の黄色い果物
“蕉”という字はバショウ科の多年草を表す漢字です。東南アジア原産のバナナもバショウ科なので“甘い蕉”と書き表すのはピッタリですね。
問題④ 鳩尾
読み:みぞおち
意味:人の腹の上方中央にある窪んだ部位
みぞおちの近くにあるツボが鳩のしっぽのような形をしていることから“鳩尾”と書くようになったんだとか。サッカーやバスケットボールなど球技をやっていた人なら、誰しも一度はみぞおちにボールがヒットして痛い経験をしたことがあるはず。
問題⑤ 御御御付
読み:おみおつけ
意味:味噌汁
日本人がよく飲んでいるお味噌汁ですが、なぜこんな漢字が生まれたのでしょうか。語源は室町時代の女房言葉と言われています。味噌汁とはご飯に“お付けする”食べ物であることから「御付」と書き、それをさらに丁寧な表現である“おみ(御御)”を足して「御御御付」となった説が有力だそうです。
以上、読めそうで読めない漢字【名詞編】でした。あなたは何問当たりましたか?
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