サラダうどんを美味しくするには、味のバリエーションを豊富にすることが大切です。
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甘いだけのタレにすると、食べ終わる段階では飽きてしまうこともあります。夏の蒸し暑い時期に食べることが多いですので、酢を効かせて酸味を程よく加えるのが美味しくするコツです。辛味も加えると風味がよくなるだけでなく、体の冷やし過ぎを防いで食欲が増進します。具材はあっさりしたものが中心ですが、かけうどんに天ぷらを入れるように、1種類だけコクのあるものを入れると格段に美味しくなります。
サラダうどんのオーソドックス
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サラダうどんのオーソドックスな作り方では、ポン酢をベースにしてタレを作っていきます。ポン酢に対して砂糖と練からしを加えて、分離しないようにしてよく混ぜておきましょう。うどんは茹でてから水気を切り、平皿に盛り付けておきます。この上に千切りのキュウリと薄切りにしたトマトを添えて、辛味のあるカイワレ大根も一緒にしておきます。この次には豚肉の冷しゃぶを添えることが多いですが、茹でてから冷水につけることは避けます。うちわなどの風で冷ましてから盛り付けると、旨味や脂肪分が失われることがなくなり、サラダうどんにコクが残ります。最後にはタレを上からかければ完成しますから、作りたての状態で味わってみてください。
サラダうどんを中華風に
写真:MATCHA
サラダうどんを中華風にしたいときには、ポン酢をベースにするタレにアレンジを加えます。ラー油、コショウ、山椒をポン酢に混ぜて、砂糖で甘味をプラスしてからタレを完成させておきます。中華風にするために、メインになる具材にはチャーシューを選ぶことがおすすめです。野菜はキュウリやトマトで大丈夫ですが、ザーサイの細切りを少しだけ添えると本格的な風味になります。
豚キムチをアレンジしたサラダうどん
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夏バテして食欲がないときには、豚キムチをアレンジしたサラダうどんを作ってみてはいかがでしょうか。最初にはショウガと豚肉を一緒に炒めて、火が通った段階でキムチも入れて、旨味が凝縮するまで炒めます。完成した豚キムチは別の皿に入れて熱を冷ましてから、うどんの上に盛り付けます。豚キムチに味が付いているため、タレはポン酢に砂糖を加えたものを少し使うだけにします。
さっぱりとした風味に適度なコクを加えたい?
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さっぱりとした風味に適度なコクを加えたいときには、ポン酢にねりゴマを混ぜて使ってみましょう。豚しゃぶをうどんの上にのせてから、各種の野菜とゴマのタレをかければ完成します。中華料理の棒々鶏をアレンジして、茹でた鶏もも肉を盛り付けてから、ラー油を混ぜたゴマダレをかけても美味しいサラダうどんになります。