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布袋寅泰の愛用ギターは?布袋のギターテクニックがすごいわけとは?


布袋寅泰と言えば言わずと知れたBOOWYのギターリストですが、最近ではヨーロッパに活動の拠点を移し、新たなファン層を獲得し続けています。彼のギターの魅力はどこにあるか分析してみました。

布袋の愛用するギターのメーカー

布袋が愛してやまないギターのメーカーと言えばフェルナンデス。日本では彼がこのメーカーを広めたと言っても過言ではありません。それもそのはず、布袋の使用するトレードマークのフェルナンデスの幾何学模様はもともと布袋がデザインして、ギターに手描きしたものだからです。

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布袋がBOOWYで活動し始めて間もないころ、一本お手頃なものでも7万~10万もするギターは非常に高い買い物でした。コンサートでパフォーマンスする度に、ギターも変えているように見せるためにペンキで何度も描きなおしたそうです。最終的にシグニチャーの幾何学模様にたどり着いて、今では日本で販売されているフェルナンデスはほとんどが布袋使用の幾何学模様付きです。

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布袋のお気に入りはフェルナンデスだけではありません。1955年にトニー・ゼマイティスが販売し始めたギターで、滑らかなシェイプとマホガニーの重厚なルックス、貝殻を使った独特の装飾も多くのゼマティスファンの心をつかんで離しません。オリジナルモデルはゼマイティスが亡くなってから廃盤になっていますので、もし見つけたらそれはお宝もの。

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後にギターメーカーのグレコがリポロダクト版として25万円程度で販売を始めました。ギターのクラスによっては10万円前後で販売されているクラスの物もありますので、とにかく布袋寅泰のひいているギターが弾きたいという人には入りやすい価格帯でしょうね。

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布袋寅泰のギターテクニック

布袋寅泰のギターは何といってもその切れ味が巧妙なことで知られています。彼が弾いているBOOWYの楽曲も見せ場はほとんどカッティングです。ギターの早弾きもさることながら布袋寅泰のカッティングにはシャープさと音の美しさがあり、楽曲のコードやメロディのバックに流れる自然なグルーブを作り出す重要な役目を担っています。

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布袋寅泰のギターがすぐれているのはその彼の音楽家としてのセンスが素晴らしいからで、彼が演奏するのはギターだけでなく、キーボード、ドラム、ベースも同様に、BOOWYのアルバムや個人のアルバムでも自ら演奏し編集にも携わっています。布袋が今でもギターリストとしてだけでなくミュージシャン、ディレクターとして素晴らしいのは彼の音楽に対する総合的な感覚が優れているからでしょう。

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布袋寅泰のギターパフォーマンス

BOOWYを解散してからは布袋寅泰はたくさんの楽曲をいろんなミュージシャンに提供してきましたし、ソロのミュージシャンとして多くのミュージシャンのアルバムに参加しています。2012年に拠点をロンドンに移してからはスケールの大きな仕事に顔を出すことが多くなり、あのローリングストーンズと共演するなど更にその才能と活動の幅を広げていることがうかがえます。

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布袋のギターのスタイルはあくまでも現実主義。作曲やレコーディングの際もライブで再現できない音源は使わないや、ステージで表現できないフレーズは起用しないなど臨場感を大切にした作品作りが彼の特色です。またその姿勢はギターの演奏スタイルにも反映されていて、ステージで演奏する彼のギターは非常にシンプル。

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簡単だけど耳に残るフレーズが彼のテーマで、ギターは聞き手を驚かせるのでなくホッとさせる音色であることが重要と語る布袋。ステージをふんだんに使った身体で表現する彼のギターフォーマンスは彼のファンならずとも見ごたえのある映像として印象に残るでしょう。

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まとめ

布袋寅泰がギタリストとしてだけでなく長くファンに愛されている一番の理由は、そのギターを持つ布袋のスタイルそのものだという気がします。

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日本でエレキのギターをいとも簡単におもちゃのように操ってかっこよく魅せることができるのも布袋のその長身でエキセントリックな容姿とソリットな音楽性からでしょう。その多彩な才能とファッショナブルなギターセンスで今後も世界の音楽シーンで活躍を続けて欲しいですね。

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