実業家でタレントの“ホリエモン”こと堀江貴文さん（47）が、東京都知事選挙に立候補する可能性が高まり、ネット上では大きな注目を集めています。

また堀江さん本人も立候補する可能性について「99%」だと表明しており、2度目の政界挑戦を目指す可能性が出てきているのですが、一度は逮捕された過去を持っているため、ネット上では否定的な声も少なくありません。

一部週刊誌の報道によると、堀江貴文さんの周辺は東京都知事選挙に立候補する可能性は「99％」だと語り、

出馬表明のタイミングについては6月18日の告示直前になる見通しだと明かしたといいます。

新型コロナウイルスの感染拡大前の２月には都知事選への興味を持ち、『NHKから国民を守る党』の党首で、元参院議員の立花孝志党首（52）と継続的に協議しているといいます。

これについて、堀江貴文さんと親しい関係者は、「まだ迷っているが、（現東京都知事の）小池氏に対立候補がいない状況をかなり危惧しているようだ」と話しているとのことですが、

今回の立候補は「当選が目的ではない」という異例の作戦を取るとの情報もあるそうです。

関係者によると、選挙中は自身の考えた「東京改革案」を披露する考えで、新型コロナウイルスの感染状況なども踏まえ通常の街頭演説や集会、支援者回りなども行わず、インターネットを駆使する方針だといいます。

約350万人がフォローする自身のツイッターや動画配信などで、従来型の選挙活動とは一線を画すということなんですね。

ちなみに、立花さんも東京都知事選挙への出馬表明をしていますが、堀江さんが出馬するならば取り止めると話しているといいます。

これまで堀江貴文さんは過度な自粛について批判的な声をあげ、早期の自粛解除や積極的な経済活動の再開を主張してきました。

堀江貴文さんが東京都知事選挙に立候補する意欲を示している背景には、このような新型コロナウイルスに対する政府や東京都の対応への危機感があるといい、

5月末に出版の著書『東京改造計画』では【東京都への緊急提言37項】として、500ページにわたって提言を綴っています。

そして気になる堀江貴文さんの東京都知事選挙への出馬に対してネット上ではこんな声が…。

「アンチが小池に投票して小池の票が伸びそう」「犯罪人でも立候補できるん？」

「さすがに前科もんは出すのさえ禁止やろ 売名目当てとかなおさら」

「東京民が賢いことを祈るわｗ」「勝つ可能性ゼロ」などのコメントが寄せられていました。

自民党は東京都知事選挙への独自候補の擁立を断念し、野党は統一候補の擁立を模索しているものの、

小池百合子都知事に対抗できるような候補が見つかっていない状況にあります。

そうした中で、あの堀江貴文さんが出馬表明すれば対抗馬として大きな注目を集めるのは確実となるでしょうね。

堀江さんには多くの“信者”がいることからも、それなりの票数を獲得できそうです。

一方で、堀江貴文さんはここ最近、コロナ関連で過激な言動を繰り返していることでも炎上しているのに加え、

2006年には証券取引法違反事件（ライブドア事件）で逮捕もされているため、ネット上では堀江貴文さんが出馬することに対して否定的な声もあがっているようです。

東京都知事選挙への出馬に関しては、5月末にタイミング良く出版する『東京改造計画』の宣伝が目的なのではとの見方もあるのですが、今後どういった動きを見せるのかも気になるところですね…。