世の中には想像を絶する人体で生活している人もいます。そんな中、IQ126という高い知能指数を持つ学生がMRIを撮影したところ、なんと生まれつき脳が無いことが判明したそうです。IQには脳が必要不可欠だと思いがちですが、人間は脳が無くても生きられるということが分かりました。
IQ126の優等生の秘密は？
それはイギリスでの出来事。とある小児科の医師のもとに1人の学生が訪れました。頭に痛みを覚え、腫れている感覚があると訴えたのです。医師は症状の原因を把握するべく、脳のMRIを撮影したところ、目を疑ったのです。なんと、学生の頭蓋骨には脳がありませんでした。本来、脳がある部分には脳脊髄液で満たされており、深刻な脳水腫であることが判明したのです。point 240 | 1
一般的な脳の重さは約1.5kgほどですが、その学生の頭蓋骨の中は約300gの脳脊髄液とこれを保護する膜のみでした。さらに衝撃的だったのは、学生は脳が無くとも日常生活に全く支障をきたしておらず、IQ126という、普段から非常に優秀な学生だったといいます。
人間は脳が無くとも生きられる？
医師はこの信じられない事実を確認するべく、研究を始めます。その学生と似ている脳水腫患者600人の脳を精密検査しました。その結果、全体の患者のうち、60人が脳の95%が無い状態でした。
そのうちの半分は深刻な障害を抱えている患者でしたが、残りの半分はIQが100以上を超えている、日常生活になんら支障なく生きている方達だったのです。この研究が世に広まると、多くの学者たちが衝撃を受けてしまったほどです。
中には、医師を「MRIの写真の解析を間違えている」と研究を否定した学者もいましたが、圧倒的に支持する学者の方が多いのが事実です。現在もこの研究は行われており、最近も学術誌にこの事実が掲載され、話題になったようです。正直言うと、脳は心臓よりも重要な役割を果たす部分ですが、脳は無くともIQには影響がなく、普通に生活できるという事実は驚きを隠せませんね。point 235 | 1
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