日本人にはホームパーティーというものが一般的ではありません。行事があれば定期的にパーティーを開くことがあったとしても、何気ない日常の中で誰かの家に集まってパーティーを開くという習慣がないのです。しかし現代ではグローバル社会の影響もあり海外の習慣が日本に根付くようになってきました。
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ホームパーティーが一般的である欧米の習慣が日本人に憧れを抱かせ、現代では若者を中心にパーティーを開いて楽しい時間を作ろうという人が増えてきました。そこで必要となるのがお酒だけではなく料理です。おいしい料理を食べながらパーティーを楽しむのですが、ホストの1人が準備をするのは大変です。そのため参加者で1品ずつというように持ち寄って料理を揃えるという場合が多いのですが、そこで気になるのがパーティー向けの料理です。せっかくであればみんなに喜んでもらえるような料理を持っていきたいものです。そこで持ち寄りの料理で人に喜んでもらえること必須なレシピを紹介していきます。
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・マリネ
簡単な上にオシャレな料理として代表的なのがマリネです。タコや白身魚などの魚介系を使ったマリネも多くの人から好まれるのですが、中には魚介系がアレルギーで一切食べられないという人がいる可能性もあります。そのためもっとも手頃なのがミニトマトとモッツァレラチーズを使ったマリネです。様々なカラーのミニトマトにボール状のモッツァレラチーズを加えれば彩りが鮮やかなマリネができます。味付けはオリーブオイル、酢、塩、胡椒のみで簡単にできるので面倒な調理をしなくても量産することができます。仕上にバジルを散らすとよりお店のようなオシャレ感を演出することができます。
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・パイ
市販のパイシートを使った料理です。具材はソーセージや卵、ハムなどで簡単なミニパイを作ることができるので軽食としてはうってつけです。ミンチ肉があればミートパイにしても良いでしょう。またリンゴジャムを使えば簡単にアップルパイもできるので、わざわざ生のリンゴを炒める手間がありませんし、チョコレートを包んで焼けばチョコパイにもできておやつとしても喜ばれます。食事としてだけではなくデザートにもなる上に手間がかからないので簡単かつオシャレな持ち寄り料理となります。パイシートの端が余れば、それを薄めにカットしグラニュー糖を振って焼けばパルミエという焼き菓子になります。食材を無駄なく使うことができるというのも嬉しいポイントです。
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持ちより料理の代表的なものだと言っても過言ではないでしょう。みんなが大好きな唐揚げですが、自宅で作るとなると面倒な唐揚げはついお惣菜で買ってきてしまうという人が多いものです。ホームパーティーにおいてもお酒に合いますしつまみやすいのでみんなに喜ばれること間違いなしなのですが、やはり作るのが面倒だと言って他の料理を作ってしまう人もいます。そんな中で唐揚げを持っていくと多くの人が手を伸ばしてくれるでしょう。一般的な醤油味だけではなく、バジルソルトなどの少し変わった味の唐揚げを持っていくとオシャレですし、料理上手なところをアピールすることができます。
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様々な持ち寄り料理がある中でも、メインのポジションに来るのがローストビーフやローストポークです。これらがあるだけで一気にパーティーっぽさが出るのですが、これを素人が作るのは大変というだけではなく危険です。レアな状態のお肉というのは食中毒を引き起こす恐れがあるからです。お店で作られているものはきちんとオーブンやスチーマーを使って細菌類を死滅させることができる温度まで上げた状態で調理を行っているので赤みがあっても安心して食べられるのですが、素人が作ると外が焼けているけれど中に火が通っていないという状態になってしまいます。注目を集めたい気持ちは分かりますが、後で体調不良者を出してもいけないのでレシピ選びは慎重に行いましょう。