2020年11月24日、歌舞伎役者の市川海老蔵さんが〈【思い出】そんな事もありました。〉とのタイトルで、自身のYouTubeチャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」を投稿しました!
11月11日から25日まで福岡の博多座で上演された「市川海老蔵特別公演」に出演していた海老蔵さん。今回、投稿された動画では、福岡の地にちなんだ懐かしい思い出話を披露しています。
公演期間中のとある朝に収録されたようで、そこには近所の公園をランニングしている海老蔵さんの姿が。
この公園には昔ラーメンの屋台があったそうで、当時幼かった海老蔵さんは今は亡き父の十二代市川團十郎に連れられよく食べに来たと明かしていました。
また、この街では海辺のホテルで妻の麻央さんとも一緒に過ごしたことがあったとし、2人で歩いた街や一緒に行った蕎麦屋の懐かしい思い出を語っていました。
海老蔵さんが以前、同じ11月頃にアップしたブログの中で、Tシャツに短パンといった格好をしていたところ、麻央さんがダウンジャケットを送ってくれたといい、「それを馬鹿みたいに毎日着て過ごしたら」と、笑いを交えながら口にしたというエピソードも語られました。
海老蔵さんは話しながら、麻央さんの顔が浮かんだのか、口元を緩ませ「そういう、あったかい思い出とか…。俺もなんかね~、なにげにそういうのね~、グッと来ちゃうからね~。可愛らしいんだよね」と口に。
今回、麻央さんとの懐かしいほっこりエピソードを披露し、その他にも子供の話や毎日の生活の話などを語っていました。
そんな海老蔵さんは、コロナ禍で苦しむ日本のエンターテインメント業界での復活のため、いち早く動き出した一人でもあります。
9月11日には熊本県・八千代座を皮切りに全国12会場27公演を行う『古典への誘(いざな)い』の巡業を実施。
とにかくコロナに罹らないということにフォーカスし、一回数万円はかかるPCR検査も、キャスト、スタッフおよそ70人全員が2回ずつ行ったようです。
さらに、大向こうと呼ばれる歌舞伎の醍醐味でもある歓声や、掛け声を公演中は禁止し、拍手のみにとどめるよう観客に要請。「絶対に感染報告を出さない」という決意から、異例のルールを設け、徹底対策を行っていました。
このような努力が実り、10月29日には神奈川県・小田原市民会館で無事に千穐楽を迎え、観客、スタッフ、主催者から一人の感染報告も出すことなく、49日間無事に駆け抜けました。
また、同時期には「伝統芸能 華の舞」の巡業も企画し、一門の活躍の場を広げることにも尽力。2つの巡業公演を合わせると全国21カ所42回もの公演をコロナ禍で成功させました!
ますます深刻化するコロナ禍ではありますが、とにかく感染拡大対策を徹底することが重要でしょう。