秋篠宮妃紀子さまの父・川嶋辰彦さん(享年81)さんが11月4日にお亡くなりになりました。生前は孫・眞子さんの結婚問題について悩まれている様子だったようです。
今年1月、川嶋さんが送った年賀状には、《ヒヒラギの 葉の趣に 似たるなり タイ山村の 炉に立つ火揺らぎ》という短歌が書かれていました。
歌の内容は‟ヒヒラギとは柊のことで、尖った葉を持つ柊は、炉でゆらめく炎に似ている”という意味のようです。
また、柊の花言葉は『用心深さ』『先見の明』『あなたを守る』といった意味が込められており、川嶋さんの胸の内のざわめきを表しているかのよう。
川嶋さんは生前、眞子さんの結婚問題については口を閉ざしていたようですが、悩んでいる様子も見られていたそうです。
短歌には“眞子さんにもっと用心深くなってほしい”という思いや、“あくまでも孫を守るという決意表明”が込められていたのではと言う声もあがっています。
眞子さんは川嶋さんが亡くなる直前の3日間も毎日夕方に病院を訪れていたようで、10月26日に小室圭さんと結婚してからも頻繁に川嶋さんのお見舞いに訪れていたそうです。
一般人になって自由に動くことができるようになり、1人で行くことが多かったようですが、10月29日には小室さんを川嶋さんに紹介するため、2人で訪れたようです。
病院を訪れた際、小室さんは終始顔に笑みを浮かべていたのに対し、眞子さんは沈痛な面持ちだったとのこと。
眞子さんの結婚問題が世間で取りざたされているなか、何度も取材を受けてきた川嶋さん。
そのなかで記者から「小室家の金銭トラブルといった問題が、結婚に悪い影響を及ぼしていることについて、先生はどうお考えでしょうか」との質問に対し、柔和な表情だった川嶋さんは目を閉じて考えこむ様子を見せたようです。
そして、「どんな家庭でも、祖父母にとって孫はかわいいものだと思います」と回答。
眞子さんと小室さんの結婚を応援しているのかという問いには…
「……(孫の結婚については)僕なりの感情はありますよ。(小室さんとの結婚に関しての)多くの方の話を聞き及ぶと、僕の基準から考えたときに、『ああ、残念な結果になってしまった』と、寂しく思います。(祖父の)僕が寂しく思うということは、いまの世間の動きからするに、(皆さんが応援していない)可能性は微小ではないような気がするんです……」
「孫は本当にかわいい」という言葉を繰り返していたという川嶋さん。愛する孫の結婚を心から応援することができない辛さや、結婚に反対の声が多いなか突き進む眞子さんのことが心配だったことでしょう。
小室家の金銭トラブル発覚直後、様々な、“小室家の過去”が次々と報じられ、世間では「結婚をやめるべき」という声が高まる状況のなかで、川嶋さんも苦悩の日々を送っていたのかもしれません…。
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