以前に放送された日本テレビ系バラエティー番組『ダウンタウンDX』で、ダウンタウン・松本人志さんの発言が珍しく炎上しています。
松本さんは、新幹線の車内で乳児をあやす母親を批判するようなエピソードを披露したのです。
「芸人グチSP」と題したこの日の企画では、初めにお笑いコンビ・相席スタートの山添寛さんが、新幹線で遭遇した「外国人親子」のエピソードを披露しました。
山添さんが席を倒そうとしたところ、後ろの外国人男性から「息子が勉強しているから座席を倒すな」と注意されたそうなのです。背筋を伸ばした姿勢での乗車を強いられたというのですが、しかし外国人の父親自身は座席を倒しており、息子も勉強に集中していなかったと愚痴り、笑いをとりました。
すると、松本さんが自身の新幹線での体験談をかぶせ語り始めたのです。
「お母さんがいてね。(子どもは)もう乳幼児ですよ、乳幼児。1歳とか、1歳なってないぐらいかな。ずっーとしゃべってんねん、オカンが」と切り出し、共演者から「オカンが?」と確認されると、
「だって、その子は日本語しゃべられへんもん」とした上で、「『あー、あれ食べよっか』とか『あれ見てごらん』とか、ずっーとオバハン一人が、ずっーとしゃべってんねん」と、身振り手振りを交えて熱弁。
しゃべられない時期から母親が話しかける教育法は理解できるとしつつ、「それは家でやったらええやん。新幹線はそういう場所じゃないやん。(子どもはしゃべってないから)これ(母親)が一番うるさいねん!」と語り、怒りを露わにしていました。
これには当然、ネットで賛否両論の意見が続出しました。
「なんか言い方最低 子供がいる親の言うこととは思えない」
「うん、本当に娘いるのかな? と思った。声掛けは大声じゃなかったらいいと思う。ちょっと…器小さくない?」
「この人って子育ては人任せだったんだね」
「松ちゃんの言い分もわかるんだけど、子供が飽きて泣かれると迷惑をかけてしまう。というプレッシャーから話しかけ続けちゃう気持ちも痛いほどわかる」
もちろん、その母親の声かけの「ボリューム」が、どれほどうるさかったのかは松本と他の乗客にしか判断できないことだが、女性視聴者からは不評を買ってしまったようです。
松本さん自身も賛否両論が起こることをわかっている様子で、『これ絶対また、なんか言われそうやけどなー』と前置きしてました。
山添さんのエピソードにかぶせる〝ええのあったわ〟と思って話し始めたんでしょうが、途中で〝やっぱ、マズイかな〟と思ってたんじゃないでしょうか。大した話でもないのに、わざと大声でしゃべって、共演者たちを巻き込もうとしているのがミエミエだったという意見もあります。
案の定、共演者は松本さんの話に同調せず、あいまいなリアクションでスルーしていました。
今後このような発言には注意してもらいたいものですね。
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