様々な分野で活躍しているひろゆきが裁判で敗訴したあげく、賠償金を支払ったと話題になっています。 今回の裁判の原告は、メールマガジンサービス「まぐまぐ」の開発者として知られる深水英一郎氏です。
深水氏とひろゆきは、『ガジェット通信』というニュースサイトを運営する企業「未来検索ブラジル」で代表と役員という間柄でしたが、事件は、2019年に開催されたニコニコ動画のイベント「ニコニコ超会議」で起きたと言います。トークセッションに登場したひろゆきは、酩酊状態で、深水氏が会社の資金を横領したと発言をし、深水氏は、これに異を唱え、訴訟を起こしました。
ひろゆきはこれまで「2ちゃんねる」への書き込み削除をめぐり、複数の裁判に敗訴していて、2017年には、『エゴサーチTV』(Abema)で、みずから「賠償金は累積で30億くらいいったと思う」と語っています。 その一方、「払わずに10年たつと時効になってゼロになる」とし、これまで『電車男』の印税60万円ほどを差し押さえられた以外は、賠償金を払っていないと明かしました。
そんなひろゆきが、今回、初めて深水氏に賠償金を支払いました。賠償金が払われたのは、今年の夏で、判決では54万円でしたが、それに加えて利息も払うことで、60万2525円になりました。ニコニコ円になっているのは、ひろゆきなりのシャレかな、と思われます。
深水氏は、賠償金を手にしたものの、いまでもひろゆきに敬意を持っているといい、それは、これまで仲間として一緒にサービスを作り上げてきた仲だからだそうです。「なにか用件があって会うとしたら、普通に話せると思いますし、今回の件もちゃんと賠償金をいただいて “リセット” されている。次に会う機会があれば、ちゃんと話して、なにか新しいことができるかもしれません」と語りました。
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