「宮迫さんや入江さんが『ノーギャラだった』と弁解するのを聞いて、笑っちゃいましたよ。彼らは嘘ばっかり言ってますよ……」
「FRIDAY」(2019年6月21日号)により報道された、吉本芸人による「闇営業」事件に深く関与したA氏の発言から読み取れる内容―。
問題となっている詐欺グループの忘年会は4年前の2014年12月に開催され、カラテカの入江慎也(42歳)が芸人たちを集めて、「サプライズゲスト」として登場したのが宮迫博之でした。当時には、このA氏もその会に出席していたそうです。
「私は当時、詐欺グループ全体の『表の顔』として動く会社で、お金を管理していました。グループ内では、『金庫番』という立ち位置になります。問題になっている闇営業で、仲介役の入江さんと、ギャラなど金銭面の交渉をしたのも私です。
彼が提示してきたギャラは、『帯3本(300万円)』でした。宮迫さんに100万円を渡し、入江さんが10%の30万円、残りの170万円をほかの芸人さんたちで分けると説明されました。
グループ内に4つある『表の会社』を使い、前払いで、入江さんのM銀行の口座に300万円を振り込みました」
300万円という高額になった経緯について、A氏はこのように話しています。
「もともと、例年どおりの忘年会をやる予定だったんです。ところが、のちに振り込め詐欺事件の主犯格として逮捕された大幹部・大野春水(当時27)がちょうど結婚するタイミングで、さらに誕生日も1月上旬と近かったので、全部まとめて派手にやろうということになりました。
入江さんとは何回も打ち合わせをして、新郎新婦が大ファンだという宮迫さんをはじめ、有名人を呼ぼうということになったのです。
『俺たちは、こんなに芸能人を呼べるんだ』という、ほかの詐欺グループへのアピールもあったと思います。そういった経緯で、当日の台本まで作ることになり、ギャラの額も膨らんでいきました」
忘年会は2時間ほど行われていたが、宮迫の出演時間は15分だけでした。それでも100万円を渡すことについて入江は「歌まで披露して頑張ってくれますから」とA氏に話したそうです。
今回の記事が出た際に、入江を含めて芸人たちは「詐欺グループの忘年会とは知らなかった」と揃って弁解したが、A氏はこれら芸人たちの言い訳も切って捨てます…
「私は、少なくとも5、6回は入江さんと会っています。そのうち2回は、個室を借り切っての飲み会でした。
参加したグループの幹部連中には、手首近くまで入ったタトゥーが見えるのも気にせず、半袖になってくつろいでいる者もいました。酔いが回ってくると、『俺たちは「モシモシ」だから』と、(電話を使う)振り込め詐欺を、自らネタにもしてましたね。
でも、入江さんはそんな光景を目にしても顔色ひとつ変えずに、『捕まんないようにうまく立ち回らないとね』と笑っていました。入江さんは、うちのグループの催しに、10回以上『闇営業』に来ていましたから、つき合いも長いんです」
A氏はこのように明かしています。
「宮迫さんが僕らの『正体』を事前に知らなかったとしても、当日の会場の雰囲気でわかったはず」
「会場になったホテルの駐車場には、20代の若者には似つかわしくない、ベンツやBMW、ベントレーといった超高級車が所狭しと並んでいました。こう言ってはなんですが、僕でさえ見たことのないような強面の男が多数いて、まともな集まりには絶対に見えませんよ(笑)。
ある幹部がひとりを指さして、『あの人は「現役」の方だから、粗相がないように』と注意していたことを、いまでも覚えています」
客の「正体」に気づいたとしても、当時の宮迫に残されていた道は、芸人として最善を尽くすことだけだったのは確かでしょう。
「人気デュオ『くず』の『全てが僕の力になる!』を振りつきで熱唱すると、新郎新婦に『「アメトーーク!」という番組をやってまして、お2人をぜひご招待したいです。
ただ、当たり外れがあります。あぶら揚げ芸人の回は全然おもしろくなかった(笑)』とリップサービス。会場は沸きに沸きましたね。
最後は芸人が勢揃いして、入江さんが『写真撮影の前に、サプライズプレゼントとして、僕らからの寄せ書き色紙をプレゼントします!』と締め括りました」
歌を披露した後、新婦に「抱きしめてください」と言われた際に宮迫は応じていました。また、「ギャラはもらってない」と強弁していた田村亮に関しては、振り込め詐欺の成績優秀者に花束を贈呈しているそうです。
このようなA氏の一連の証言について、吉本興業に確認を求めた結果、回答はなかったことが分かりました。
A氏は、「入江さんこそが、今回のキーマン」と言いいます。
「悪い仕事なんて、いつまでも続けられないでしょう? 僕らだってそうです。詐欺で稼いだお金で、日の当たる場所で仕事をやっていかないといけない。
若い僕らを、そうした『表の世界』に繋いでくれるのが入江さんだと、グループの幹部連中は考えていました。実際、入江さんが主催するイベントに、協賛として僕らの『表の会社』は何度も参加させてもらいましたからね」
今回ばかりは、笑ってすまされる話ではなさそうです……
ネットでは…
「これはOUTでしょ。宮迫の冠番組もスポンサーが手を引いているし、吉本もそろそろ重い腰をあげて欲しい」
「もう、終わりだね~ちゃんと説明しないとだめでしょうね。いつまでも眠れないは通らないでしょう。」
「完全に暴露されましたね。入江さんは終わった気がします。宮迫さんたちも危険ですね。。証拠写真も多数ありそう。」
「宮迫はアウトだなはっきりさせて、芸能界を引退して下さい。これで解雇等にならなければ芸能界の甘さが問題になります。ここは厳しく吉本さん、お願い致します。世間は甘く無いです️」
「記事を全部鵜呑みにはしない。でも証拠が提出されればアウト。横領だと思われます。世間が許さないレベル。アメトークがなくなってしまう。。」