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艶やかな演技が素晴らしい存在感のある個性派女優としてはもちろん、最近ではすべて自身の手による映画監督としても知られている広田レオナさんは、幼い頃からバレエの英才教育を受けて15歳にはベルギーに留学しますが、18歳の時に怪我によってプリマを断念し、19歳で日本に帰国してから映画のオーディションを受けて合格し、晴れて女優としてデビューしました。それからは女優としての評価も高まり、映画だけでなくドラマやCMなどのさまざままメディア関連の仕事に邁進していましたが、2000年に初の監督作品となるDRUD GARDENを発表し、2015年発表となったお江戸のキャンディーで、女優業よりも映画の監督業および裏方業務を優先するように変化していきました。
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そんな広田レオナさんですが、私生活では一般人との最初の結婚で第一子の長男に恵まれるも、うまくいかずに三年で離婚となり、その後に俳優の吹越満さんと結婚し、第二子の長女を授かります。しかし吹越さんとも離婚をしますが後に再婚し、また離婚するという風に繰り返し結婚をしましたが、離婚後も広田さんと吹越さんの関係は良好なようで、同じ事務所で仕事を続けています。
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このように仕事面でもプライベートでもなかなか波乱万丈な広田さんですが、そんな彼女がバラエティ番組にゲスト出演した際、自身の恋愛観を語り、その際に夫であった吹越さんにも生まれたままの姿は見せたことがないと語り、MCをはじめとして観客たちからも驚かれる結果になり、スタジオ中をどよめかせました。しかしそのトーク内容については一部がカットされて放映されておらず、最後は夫にだけは見せたということにしておくといったMCの言葉で終了となっており、他のゲストと比較してもトーク時間が短縮されることになりました。
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このようにトークがカットされたことは、広田さんが夫の前でも生まれたままの姿を見せない理由について語ったところ、その理由が深刻過ぎて笑いにならないため、編集によってカットされた可能性が高いとテレビ記者が予測しています。なぜならその理由について、番組の放送後に広田さん本人がSNSのツイッターにてツイートしていた内容によると、彼女は幼い頃に性的目的で男性に誘拐された過去を持っており、それがトラウマとなって大人になっても男性の前で肌を見せることができなくなったとのことです。それはたとえ夫に対しても同じであり、夫からは不満の声もあったようですが、それに対しては自身のヌード写真集を見ればいいと返答したそうです。
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このように理由が理由なだけに番組では放映されませんでしたが、こういった過去の影響もあって、広田さんの恋愛観は独特で広い視野のものとなり、異性愛よりもむしろ同性愛を認めるような発言をしたり、結婚と離婚を繰り返しつつも、吹越さんとはパートナーであることに変化はなく、性別や恋愛を凌駕したかけがえのない存在としてお互いに認め合っている良好関係を継続させています。
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ちなみにこういった広田さんの過去や考え方は、その演技や作品に色濃く影響を齎しており、それゆえに彼女の妖艶な演技に魅せられることも多く、その作品たちについても独特の美しい世界観から多くの支持を集めています。さらに彼女と前夫との間の息子である広田雅裕さんも、広田さんと吹越さんの影響もあって俳優として活躍しており、かつてはマークという芸名でも活動していた時期もありました。もっとも最近では母親同様に俳優業よりは映画の裏方業務をメインとして担当しているようですが、こういった映画関連の裏方だけでなく、母親ともどもメディアの最前線での俳優業についても活躍が期待されている存在でもあります。