24日に放送されたお昼のトークバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)では、年越しの除夜の鐘へのクレームが多発していることを取り上げました。そこで、番組の火曜日を担当しているタレント・ヒロミさん(54)が複雑な心境を吐露し、他の番組でも同様の意見が上がっています。
同番組のMCをタレント・坂上忍さん(52)が務めていますが、除夜の鐘に対して各地で「うるさい」などのクレームが多発していることが紹介されると、「こんな世の中ですか…」と呆れたようにコメント。このクレームにより、各地のお寺では大晦日に鐘をつく時刻を早めたり、廃止するところも出てくるほど影響が出ているといいます。point 213 | 1
これには、ヒロミさんも「こんな世の中なんだね。いつから、このクレームが(出始めたのか)。前は良かったのか?」と疑問を口にしました。続けて、「ただ、このクレームっていうのに日本の社会が敏感になりすぎだし、こうやって(特集を)やっているテレビ局もクレームに対して敏感に反応したり。どうかと思うよ」とメディアも世論を煽っていると指摘。ヒロミさんの意見には、坂上さんも賛同するように「年に1回のことなんですけどね」とコメントしていました。point 272 | 1
この話題はネット上でも注目され、「ヒロミが言うようにテレビが取り上げたりこうやって記事にして敏感に反応することも、クレーマーを付け上がらせる一因だと思う」「残念な世の中になってきたなって悲しくなる。」「心に余裕がない人が増えてるんだろうか。」「声の大きな少数に敏感に反応して中止に結び付ける昨今の風潮が問題」「盆踊りとかもそう。人が楽しんでいる物が兎に角気に入らない人っているんだよな。」など、ヒロミさんの意見に賛同する声が多く寄せられました。point 280 | 1
多くの人々に衝撃を与えたこの話題は、同系列のワイドショー番組「ワイドナショー」でも取り上げられました。メインコメンテーターのダウンタウン・松本人志さん(56)は「換気扇みたいなもんで、ずーっと鳴らしといたらもう気にならないんでしょうね。なまじっか鳴らない時があるから気になる」とスタジオから笑いを誘って持論を展開。point 216 | 1
さらに、ゲストコメンテーターとして出演したミュージシャン・泉谷しげるさん(71)は、「煩悩百八つですからね。だからあれがあって当たり前だと思い込んじゃってるところがあるから、あの煩悩の鐘の音を嫌う人間はよほどの不心得者」と厳しく指摘しました。ネット上ではクレームの内容よりも、敏感になりすぎている最近の社会の風潮に対して指摘する意見が多く上がっており、ネットの声が力を持ちすぎているという指摘の声も見受けられました。point 266 | 1