お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんが、10日放送の『華丸大吉＆千鳥のテッパンいただきます！』（フジテレビ系）に、出演。番組内で「飛行機で飲むと美味しくなる飲み物」について語った川島さんは、飛行機に乗った際、隣りに座った男性から聞いた「飛行機の中でトマトジュースを飲むと美味しくなる」というエピソードを披露しました。
機内のトマトジュースは美味しくなる
川島さんが飛行機に乗った際、隣の男性から教えてもらったという「飛行機の中でトマトジュースを飲むと美味しくなる」という話。これをネットで調べてみたところ、しっかりとした根拠があるようなのです。
それは、飛行機が飛ぶと気圧が下がって、血液内の酸素が少なくなり味覚が損なわれ甘味や酸味を感じにくくなるそう。まさに風邪を引いて食事の味が感じにくくなったり薄く感じる感覚と似た状況になるとのこと。しかし、人間は、低気圧でも旨味を感じる感覚は損なわれないそうで…。
トマトジュースには「グルタミン酸」という旨味成分が多く含まれており、そのため普段よりも低気圧の環境でトマトジュースの旨味をダイレクトに感じることができるから美味しく感じるんだそうです。
この川島さんの話に、視聴者から「絶対飲も」「トマトジュース飲みたい…飛行機乗りたい…」「試したくなった」と興味津々の声があがりました。
機内食も？
先ほどはトマトジュースの話題を取り上げましたが、機内食も上空と地上では味が違うという情報があり、それには2つの明確な理由があるとのこと。
2つの理由
1つ目の理由は、上記でも記しましたが、‟気圧”です。上空では気圧が下がり、人間の舌にある「味蕾（みらい）」の働きが鈍ってしまうそうです。ですので、地上では味が濃いと思うくらいの味付けをしておかないと上空では美味しく感じなくなるというわけです。
そして、2つ目の理由は‟機内の騒音”です、飛行機のエンジン音が人の味覚を鈍らせてしまうとのこと。味覚の神経と聴覚の神経が耳のあたりで非常に近いところを通っているので騒音の多い機内では味覚が鈍ると言われているようです。
アメリカの医学博士の研究によると「不快な環境が心理的に影響する」という結果も出ているようです。確かに環境によって、同じものを食べても美味しく感じる時やそうでない時があるような気がしますね…。
まとめ
普段飛行機に乗る際は、そこまで気にならなかったことですが、近いうちに飛行機に乗る予定がある人はぜひ試してみてもいいかもしれません。