11月13日、人気ユーチューバーのHIKAKINが自身のツイッターアカウントを更新。動画内で、テレビ朝日のドラマ「ドクターX ～外科医・大門未知子～」に特別ゲストとして出演することを発表。番組をPRする動画も添えられており、ツイートから現在、87万回もの再生がなされています。
ヒカキンはツイッターで、「なんとあの人気ドラマ『ドクターX』にわたくしヒカキン、少しだけ出演させて頂いてます！米倉涼子さんと共演出来ました！」「放送は11月14日（木）よる9時から！ほんとによーく見てないとわからないと思うので、番組冒頭からまばたきせずにご覧ください」と興奮気味に告知。ヒカキンの隣でドラマ内の衣装に身を包んだ米倉さんが番組をPRをする投稿内容となっています。
なんとあの人気ドラマ『ドクターX』にわたくしヒカキン、少しだけ出演させて頂いてます！??米倉涼子さんと共演出来ました！?✨放送は11月14日(木)よる９時から！ほんとによーく見てないとわからないと思うので、番組冒頭からまばたきせずにご覧ください?www#ドクターX#ヒカキン #米倉涼子 pic.twitter.com/8brBbIgNqr
ADVERTISEMENT — HIKAKIN?ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) November 13, 2019
『ドクターX』のファンからは『要らない』『俳優を出してください』『やめてほしい』との批判が出ており、あまり好評とは言えない反応が多くみられますが、最近ではユーチューブだけの世界に留まらず、影響力の強い著名なユーチューバーがCMやドラマに次々と出演し、ライバルであるはずのテレビの世界に進出しています。
『ドクターX』は同作の第2シリーズから第5シリーズまでは全て平均視聴率が20％を超えている超人気ドラマ。第6シリーズとなる今シリーズは第4話終了時点までの平均視聴率が18.
8％と秋ドラマの中では断トツの1位を走っています。しかし、このままでは続編シリーズとしては初めて平均視聴率が20％を切ってしまう可能性があると…..。
ドラマの世界では平均視聴率20％という高視聴率を超え続けてきた“怪物コンテンツ”と言われる『ドクターX』。やはり、不敗神話を崩す訳にはいかないというのがテレビ朝日の本音であり、数字の面で必死にならざるを得ない事情があると、テレビ関係者はいいます。
そこで、780万人の登録者を誇るユーチューブチャンネルと317万人ものツイッターフォロワーを抱える人気ユーチューバーであるヒカキンがアシストとして登場。現在の第6シリーズ平均視聴率である18.8％と、目指すべき目標値20％との差“1.2％”を埋める上で、彼の存在が不可欠な役割を担うとテレビ朝日側は判断したようです。
実際、すでにヒカキンが投稿した今回の『ドクターX』出演PRのツイートは1万6000ものリツイートと8万7000ものいいねを獲得。その告知力は計り知れないものであると証明しています。視聴者層の年代が幅広いことでも知られる「ドクターX」ですが、ドラマの世界観を崩すことなく、本題のストーリーにはほぼ影響を与えない“チョイ役”でヒカキンを起用することで、彼の影響力と訴求力だけを巧みに抽出。テレビ誌ライターは次のように話しています….
「『ドクターX』からすれば、要はノーリスクであるにも関わらず、コストパフォーマンスが抜群に高い“客寄せパンダ”であるということ。ヒカキンファンにとっても、地上波での米倉との共演ということで色めき立ち、SNS上で多く言及することは必至でしょうから、お互いにウィンウィンなコラボだといえますね」
アシスト役を任されたヒカキン。平均視聴率20％の大台を超えるべく効果はどれほど現れるのでしょうか！？今後、視聴率が欲しいテレビ局サイドにとって、今回のヒカキンをはじめとした人気ユーチューバーの出演は魅力的な施策として定着していく可能性は大いにあるかもしれませんね。