「ふしぎ遊戯(ゆうぎ)」は1992年から連載されていた少女漫画です。「四神天地書」と呼ばれている書物の中に吸い込まれてしまった夕城美朱を中心に現実世界に帰るため、朱雀の巫女となって異世界を旅するストーリーになっています。小説やテレビアニメ化されていて、たくさんOVAシリーズがリリースされている人気シリーズです。古代中国の伝説の四神や二十八宿をモチーフにしており、キャラクターの名前は五行説から名付けられています。あらすじは、中学三年生の夕城美朱と友人の本郷唯は図書館で「四神天地書」を見つけるのですが、本の中へと吸い込まれてしまいます。
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そこには古代中国によく似た異世界が広がっていました。一旦二人は現実世界に戻れたのですが、母親と口論になり、再び本の世界に飛び込んだ夕城美朱は元の自分の世界に戻れなくなってしまいます。夕城美朱は朱雀の巫女となり、元の世界に帰る方法を模索するのです。夕城美朱は仙人の助言と唯の助けによって、元の世界に帰ることができました。
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しかし、入れ替わりに唯が本に吸い込まれてしまい、夕城美朱は再び本の世界に戻ります。本の世界にいる唯は青龍の巫女となり、旅に出るのです。「ふしぎ遊戯」にはさまざまな魅力がありますが、その一つにキャラクターがあります。特に人気のあるのが「朱雀七星士」で、例えば「鬼宿(たまほめ)」はヒーロー的なポジションにいる男性キャラクターです。
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家族で想いで、武闘派として描かれていて、夕城美朱のために次第に強くなっていきます。「星宿(ほとほり)」は夕城美朱のことを想う朱雀の拠点である紅南国の皇帝です。皇帝として戦い、剣を抜いて戦う姿に当時の女性ファンは歓喜をあげていたそうです。美しい男性で、優しく、第一線で戦うキャラクターでした。「井宿(ちちり)」は僧侶で、笑っている仮面をつけています。
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非常に知的で、夕城美朱のピンチを何度も救ってくれます。「張宿(ちりこ)」は最年少で科挙に合格したという天才少年です。幼いですが頭が非常に良く、固定ファンの多いキャラクターでしょう。「ふしぎ遊戯」の新シリーズである「ふしぎ遊戯 白虎仙記」がスタートし、ファンからは歓喜の声が上がっています。
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今回は「四神天地書」に出会った少女である鈴乃の運命が描かれているそうです。過去には舞台化もされていて、若手の注目俳優たちがたくさん出演し、話題になりました。今後の展開に気なる作品でしょう。