現在猛威を振るっているのは、新型コロナウイルスで2019年12月ごろに中国・武漢にて初感染が起きたとされ日本にも、多くの患者が増え、その2年後以内にはワクチン、治療薬と開発され現在も猛威に打ち勝とうとしている中で今月15日、WHOから新たに最も危険な感染症が拡大始めていると発表されました。
この感染症の名前は「マールブルグ病」と言い、感染症法上の中ではコロナウイルスや結核より上のエボラ出血熱同等の1類に指定される危険な感染症であり、最高致死率は88%ととなっています。
またこの病気はエボラ出血熱などに似ている病気とされており、症状は発熱や倦怠(けんたい)感、血液の交じった嘔吐(おうと)などの症状がみられ、症状が進むと歯茎や注射した跡の穴からなども出血をすると言います。
アメリカやイギリスなどでも感染が確認され、世界中で1万人以上が死亡しおり、また近年では2005年アフリカのアンゴラで大流行をし、200人以上が亡くなりました。
【感染経路に関して】
この感染症経路は動物である、コウモリ・ラットなどの媒介動物たちと指摘されていますが、詳しくは不明であり、
人から人への感染の場合”感染した人”の感染者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染すると言います
(日本厚生労働省・日本関西空港検疫所サイトより引用)
↓2007年時にギニアにて初感染した患者の治療風景
今回流行してしまったWHOによりますと現在死亡者は9人に上ったとし、感染が疑われる人が16人に上ると言います。
またこのことに対して、赤道ギニアの保健相は会見をしており
「こんな(高い)致死率ですが、現時点で予防するためのワクチンは存在しません」
と感染症部類が強いにもかかわらず…と言った様子で話しておりました。
またこのことに対して多くの者が心配を見せるだろうが、この問題に対して専門家の長崎大学 高度感染症研究センター・安田二朗教授は、
現地の対策次第だと思うと話され、エボラ出血熱の時は多くの国が対応を失敗したために広がった恐れがあるとし、”初期段階”で病気が発覚しているため、きちんと検査して、陽性患者を隔離すれば封じ込めることも可能と話しており
また日本の対応として松野博一官房長官からは
「きのう、厚労省から検疫所・地方自治体・医療関係者に対し、赤道ギニアにおける、マールブルグ病の発生に関する注意喚起を行っている」
と話しており、政府は引き続き海外の感染状況を確認しつつ、必要な対策を講じていくと話しています。
またこのことに対してネットユーザーの声は
《致死率88%の感染症とはとんでもないな。ひとたび都市などで感染者が出ればどれだけの被害になるか。日本政府は対策に遅れを出さない様、しっかり対応を考えてほしい》
《コロナで散々勉強しただろうに。 何も習得していない政府。なんとかしてほしい。 なんなら一掃してほしい。 少子化問題にしても何にしても重要な案件に時間かける割に中身がさっぱり… 今の政府では永遠に輝かしい未来が見えない》
《たしか新型コロナウイルスなどとは異なり空気感染などはしないはず。 現時点で必要以上に不安を煽るのはやめた方がいいと思いますよ。》
《政府は、来日する渡航者に対して水際の検疫を如何に早く実施するか どうかがカギでしょう。もし国内の医療機関で症例が確認された場合は 来日観光客は感染を恐れて激減する。経済的には手遅れの対応です。》
(ヤフーニュースコメント欄より引用)
と、新型コロナウイルスでの誤った対応により日本は他国に遅れた対応及び多くの混乱を見せた恐怖からか、もう少し具体的な対応や一切日本に入ってこないようにしてほしいと言った声も上がっており、
また人から人への感染理由は”コロナ感染”の大元となる空気感染などとは違く、体液等からの感染のため注意をしていれば混乱を招く必要もなくコロナよりは感染しずらいので、そこまで大事にするべきではないのではないかと話す者も見られました。
今回の感染症は、上にも紹介しましたが大変危険でもありますが、国や検疫機関にてきちんとした対応を行えば防げる病気ともされます。
混乱し焦らず、厚生労働省や多くの日本の研究所・検疫機関にも対策やどのようにして感染するかなど更に詳しく書かれておりますので、情報を読み取り対策を行っていきましょう。
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