田上大喜さんは京都教育大学付属高校に通う高校生です。小さい頃から田上さんははある疑問が胸の中にありました。
「妹は蚊によく刺される」
「しかし、自分はあまり刺されない」
妹の千笑さんは蚊に刺されるとアレルギー反応を起こす体質で、田上さんは、妹のために何とかしてあげたいと思っていたからです。
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中学生の時、田上さんは色々と調べてあることに気付きました。それは、蚊が特に靴下に示す反応が強いということでした。
田上大喜「蚊の入ったボックスに靴下を近づけると、群がってきた。」
田上さんは足裏の菌(常在菌)に注目することにしました。何人かの足の菌を採取して培養してみた結果、衝撃的なことに気付いたのです。
田上さんの妹さんは、田上さんに比べて足裏の菌の種類が3倍もあありました。
妹さんが蚊に刺されやすかったのは、これが原因ではないかと推論しました。
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対策として、田上さんは妹さんの足首から下をこまめにアルコールをつけたティッシュで拭き、消毒しました。
妹(千笑)さん「足首から下を消毒したら、
蚊に刺される回数が、3分の1に減りました。」
写真:buzzmag.jp
田上さんのこの研究成果が発表され、筑波大学主催の理科コンクールで「第11回科学の芽賞」を受賞していることがわかりました。
ネットでは、世界的な発見ではないかと大きな話題になっています。
写真:nhk.or.jp
蚊の研究を続けてきた元東大教授の池庄司敏明さんから、蚊に刺されやすい体質を教えてもらいました。
池庄司敏明さん「体が大きい人(太っている人)、体臭の多い人、
体温が高い人、汗をかきやすい人が、刺されやすいです」
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池庄司敏明さんも足裏の菌について言及されています。
写真:nhk.or.jp
体の部位で、足が最も刺されやすいという実験結果があります。
ADVERTISEMENT 足の裏は、汗腺が密集して、夏はにおいが強くなるため、
蚊に刺されやすくなります。
ネットでは「この高校生が発見したことはスゴいぞ!」、「足首から下を、消毒すると効果があるんだね」、「蚊に刺されやすい人は、足の消毒を実行しろ!」、「汗をかくことが、蚊を呼び寄せるんだ」などの反応がありました。
蚊に刺されやすい方、足首から下の消毒をぜひ実行してみてください。
<必見!!>怖すぎる…
玄関チャイム連打するの誰…???