人気の制服ブランド「CONOMi」が主催する『日本制服アワード』の新部門、「日本一着たい制服をデザインするコンテスト」である『制服デザインアワード』の授賞式が、原宿・ベルエポック美容専門学校で開催されました。
受賞デザインから制作された制服を、第7回制服アワードをモデル部門受賞者が着用し ランウェイをウォーキングしました。
“未来感”“実用性”という大切な部分が描けた
第2回制服デザインアワードのグランプリには、新潟県の高校3年生、高沢唯花さん、準グランプリには福島県の高校3年生・小林未歩さんが輝きました。
受賞デザインについて、特別審査員を務めた、株式会社このみ代表取締役社長・相浦孝行氏は「今年受賞した二人の作品は“未来感”“実用性”という制服にとって大切な部分が描けていました」と賛辞を贈りました。
世界で活躍できるファッションデザイナーに!
準グランプリの小林さんは 題名の「まるで魔法のような」について、「高校3年間はあっという間で、本当に魔法のようでした。そんな魔法のような時間を可愛い制服で過ごしたいという想いでデザインしました」と解説。「スカートのフレアの柄の切り替えを直線ではなく、三角形が連なっているように表現した」と作品のこだわりについて語り、「将来は世界で活躍できるファッションデザイナーになりたい」と夢を語りました。
自分で決めてチャレンジできる人に…
グランプリの高沢さんの作品タイトルは、フランス語で上品という意味の「ラフィヌモン」。「自分が着たくなる制服として、実用性を大事に シックに仕上げました」とそのコンセプトを語りました。
こだわりは「靴下とスカートの間の脚を見せたかったので、敢えてスカートを短くしたところ。でもそれだけでは子供らしさが出てしまうので、色をシックにしました」。そして将来は「自分がやりたい絵やデザインについて、自分で決めてチャレンジできる人になりたい」と意気込みを語りました。
授賞式では、東京北参道にある服創りスペース「andMade」の協力で制作された受賞デザインの制服を、第7回制服アワードグランプリの三原羽衣さん、準グランプリの斉藤あやめさんがそれぞれ着用してランウェイをウォーキングしました。
『日本制服アワード』は ティーンタレントの登竜門?
『日本制服アワード』は、中高生に人気の制服ブランドCONOMiが主催する、イメージモデルのコンテスト。グランプリ・準グランプリに選ばれると、全国で20万部配布されるCONOMiカタログモデル、イメージモデルとして活動できます。
過去の女子グランプリからは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(テレビ朝日)で、伊賀崎風花 / シロニンジャーに抜擢された矢野優花(第1回)、ミスセブンティーンに選出されたマーシュ彩(第2回)、乃木坂46に加入した中村麗乃(第3回)、『出川澤部の見知らぬ二人が人生交換したら〇〇がわかった』に日本の女子高生代表で出演した齊藤英里(第5回)らが輩出。ティーンタレントの登竜門ともなっているようです。
大好きなランウェイを歩けて楽しかった!
第7回は全国から約3000人の小中高生から応募があり、審査の結果、グランプリ、準グランプリを含む、全23名の受賞者が決定。女性のグランプリには、兵庫県出身の高校2年・三原羽衣さんが選ばれました。
昨年も同オーディションを受け協賛社の賞に輝いていたが、今年はダンスで動いて体型も絞って挑戦。晴れてグランプリを獲得。
「昨年よりもいい賞を獲ることが出来て嬉しかったですし、大好きなランウェイを歩けて楽しかったです。グランプリの白いブレザーはあまり見たことがないものなので、可愛いなと思いました!」と喜びを露わにしました。
三原さんはTikTokでも注目されており「置き撮りといって、スマホを置いて、その前でダンスや手振りをしています」と、まさにイマドキの女子高生。韓国の音楽やファッションが好きだといい「CONOMiさんの最新の制服はタイトスカートで、韓国の高校生みたいで可愛いんです。もっと韓国系の制服を着たい」と夢を語りました。