日本高等学校野球連盟と毎日新聞社は、
2020年3月19日から開催予定の第92回選抜高校野球大会について、
無観客試合を前提に準備を進めることを発表しました。
3月11日の臨時運営委員会で改めて無観客での開催が可能か協議するとしています。
第92回選抜高校野球大会は、3月19日から3月31日までの13日間、
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催されます。
出場校は、一般選考28校と21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計32校。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、全国で9割以上の小中高校が臨時休校となるなど、
全国各地でイベントやスポーツ大会の中止が相次いでいる中、
大会運営委員会は、感染症の専門家の意見なども聴いて議論を重ねてきたといいます。
その結果、すべての出場校の意向も踏まえたうえで、
無観客試合を前提に準備を進めることを決定したということです。
今後の情勢を注意深く見守り、3月11日の臨時運営委員会で判断するということで、
万が一、無観客で実施されるとなれば春夏の甲子園大会を通じて初めてです。
また、無観客で開催されるとなった場合は、スタンドでの出場校の応援などは中止。
出場校から派遣する選手らの人数制限、開会式の中止、組合せ抽選会の代理抽選、
検温の徹底やマスクの配布、宿舎や移動時の感染防止対策など、
大会に関わるすべての人の健康を最優先に考え、さまざまな対策を実施するということです。
新型コロナウイルスの感染拡大によってスポーツ界にまで大きな影響を及ぼしていますね…。
これら一連の報道を受けて、ネット上ではこんな意見が寄せられています。
「残念だけど、しかたないですね。
11日に判断ですか。これ以上悪化したら中止なんでしょうし、死者や経済への影響も含めて早く収まって欲しい。」
「大会に関わるすべての人の健康を最優先に考えるなら、中止が妥当な判断になるだろう。
今回の判断延期により、甲子園開催期間だけでなく、練習においても感染リスクがあるわけで、感染可能性を数倍にしちゃったね。」
「可否判断も何も実質昨日で決まったのでは?
それにしても大会終了後もし高校生に感染者が出たら高野連も毎日新聞もどう責任を取るつもりなのかな?
どうあれ開催しなければ良かったと言う結果になる可能性が高い気がする。」
などのコメントが寄せられていました。