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彼女を追い詰めた一部サポーター!チャント動画セレ女がSNS全削除した理由


セレッソ大阪のブルーノ・メンデスのチャント(応援歌)をバズらせたセレ女(セレッソ女性サポーター)が、自身のSNSアカウントをすべて削除してしまったようです。理由は定かではないですが、100万回以上も再生された動画をアップした際にも、一部のコアサポーターからは批判的なコメントが集まっていました。その声はやむことがなく、彼女が有名になればなるほど、SNSには誹謗中傷コメントが増えていったのです。おそらく、この炎上に嫌気が差してアカウントを削除したのかと。

Jリーグの発展と弊害

いちサポーターとして日常的にアップしていた動画が話題となり、そこで大炎上が起きれば、タレントとして有名になるという強い心でもない限り、続けていけないのは容易に想像がつきます。「炎上しないようにすればいい」としたり顔で指摘する人もいるでしょうが、思わぬところから火がつくこともあります。だからこそ、多くの人はSNSに鍵をかけることでリスクを回避しているし、彼女にとってはアカウント削除が防御手段だったのでしょう。point 215 | 1

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エキサイト

発信力を持っていた彼女がアカウントを削除したことについて、Jリーグ関係者たちは頭を抱えているようです。なぜなら、Jリーグ観戦者平均は40歳を超えています。その中で、彼女の出現は希望となっていたのです。若いかわいらしい女性たちによる“インスタ映え”という、今までのJリーグにはなかった、若者に響く新たな観戦の楽しみ方が発信されたわけです。point 223 | 1

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これがきっかけとなり、ほかにもこれまでの概念にはない新しいモノが生まれるかもしれません。もちろん、それはあくまでも入り口であり、今度は彼らを固定客にするような努力が必要ですが、せっかくの入り口が閉ざされてしまったということなのです。

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dメニューニュース

村井満氏がチェアマンに就任してから、Jリーグは新たな試みをスタートさせています。以前はネットに懐疑的だったJリーグ事務局も古臭い価値観を捨て去り、積極的にSNSなどで情報を発信しています。また、クラブ側は独自にネットメディアの取材を受けるなど、なんとかマーケットを拡大しようと努力をしています。point 206 | 1

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Jリーグ

それなのに、なぜ一部のコアサポーターは、彼女のような存在を批判するのでしょうか。こサッカーライターは「サポーターたちは歴代のJリーグ幹部たちに対し、手厳しい言葉を浴びせてきました。」と話します。

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Number Web – 文藝春秋

たとえば、時代と逆行した過密スケジュールの上に成り立つ2ステージ制の導入など。そんな元Jリーグ幹部たちと、彼女を攻撃したサポーターの思考は同じなのです。スカパー一択でJリーグを大安売りしていたJリーグ元幹部たちと、ゴール裏はこうあるべきだという一部のコアサポーター。どちらにも新しい発想がないのです。興味があるのは、自分たちの居場所を守ること。発展性を求めていないから、停滞し、どんどん先鋭化してしまっているようです。一部のサポーターたちは、自分たちがJリーグ発展の弊害となっていることを理解すべきなのです。point 324 | 1

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一刻も早いアクションを

しかし、その一部のサポーターたちが事態を理解するのは難しそうです。彼女がSNSを削除した後、ツイッターでは「やっと葬りさることができた。皆の努力の賜物です。次は〇〇というアカウントを!」といった趣旨のツイートが出回り、新たな攻撃対象を探しているのです。そんな彼らにも、選手の声は届くはずです。新たな被害者を出さないためにも、日本プロサッカー選手会になんらかのアクションを起こしてほしいものですね。point 209 | 1

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