東京・台東区の病院で、寝たきりで入院中の患者に自身の汚物を塗りつけ嫌がらせをしたとして、32歳のヘルパーの男が逮捕されました。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、台東区内の病院で介護ヘルパーとして勤務していた中村大介容疑者(32)です。
警視庁の発表によりますと、中村容疑者の逮捕容疑は2019年12月17日と19日、
ヘルパーとして勤務していた東京・台東区の病院で、入院中の寝たきりの70代と80代の男女3人の着衣に便のようなものを塗りつけ、警備を強化させるなど病院の業務を妨害した疑いがもたれています。
中村容疑者は警察の調べに対し、
「仕事が大変でストレスがたまり、鬱憤を晴らすためにやった」
「病室で脱糞し、自分の便を塗りつけた」などと供述しており、容疑を認めているとのことです。
病院からの相談で事件が発覚したのですが、
中村容疑者は「自分がやったことに間違いありません」などとも供述していることから、
警視庁は、今後、中村容疑者の余罪を追及する方針を固めています。
逮捕された中村容疑者は、3年前からこの病院に勤務しており、主に患者の入浴を担当していたとのことです。
介護の現場での事件は過去にも凄惨なものがたくさんありますが、異常な行動にとても胸が痛みます。
これら一連の報道を受け、ネット上からはこんな意見が寄せられています。
「この仕事は誰にでも務まるものではないと思う。採用する側も適性検査をやった方がいいのでは?」
「医師や看護師やケアマネには負けず劣らずの知識も必要な中で介護ヘルパーだけ何故か取り上げられない昨今ですが忙しいからイライラしてるからでそんなことしていい理由にはなりませんよね。介護職のモラルの低さも全てに繋がってると思います。介護職10年の下っ端ですが意識の高い施設と低い施設の差が激しすぎます」
「医療現場で働いていますが老人介護で働く側はストレスが多く人手不足も最悪で極限状態だと思うがこれはいかん!」
「こういう事件は、親族のことを考えると本当に頭にくる。
ヘルパー適性検査(精神鑑定)を行ってはどうだろう。
合格する人が激減しちゃうかな?」
などのコメントが寄せられていました。