こちらのある運転者は、いつものように安全運転をしていました。市内郊外の道路で、時速20kmの速度で徐行していたそうです。このような運転だと、事故がどう簡単に起きるとは思えません。しかし、この日はある子供の「イタズラ」のせいで、事故が起きてしまいました。予想外の衝突事故に驚いた運転者だったのですが、運転者をもっと驚かせたのは次の警察の対応でした。なんと、事故の原因を提供したのは子供側だったにもかかわらず、事故の過失責任は運転者だけに問われ、犯罪者扱いされてしまったからです。一体何が起きたのでしょうか。
幸いなことに、運転者の車内にはブラックボックス(Black Box: 個人の車内に設置する小型のCCTV)が設置されていて、当時の様子を振り返ることができました。録画された映像をみると、ゆっくり前進していた車に、突然二人の小学生の体が近寄り、軽くぶつかってしまっていることがわかります。
二人でイタズラをしていたところを、横方向に転ぶようにして体が傾き、後ろからよって着ていた運転者の車に接触してしまったのです。子供にぶつかってすぐに、運転者は車を止めました。
このように事件の概要が明らかなのにもかかわらず、小学生の親は全ての責任を運転者側に転嫁しているようです。あまりにも悔しかった運転者は、ネット上にこの事故について書き込んだスレッドを投稿しました。あるオンラインコミュニティには、運転者が作成したこの事故に関するスレッドが当時の録画映像とともに投稿され、ネット上で非常に速く拡散しました。これに接した多くの人が運転者に共感し、怒りの声を寄せています。
こちらに、当時の様子が録画された映像を公開します。みなさんもご覧ください。
よく見ると、あまりにも予想外の事故であったことがわかりますよね。いきなりよってくる子供を避けて運転する方法なんて、彼にはとてもなかったはずです。
以下は、彼が投稿したスレッドの全文です。
こんにちは。私は29歳の会社員です。
私は今年の2月23日12時半ごろに、いつも通り運転をしていました。私の車両の前方には二人の女の子が歩いていたんですが、突然そのうちの一人が隣にいた女の子の体を押し付け、押された子と私の車とで接触事故が起きてしまいました。すぐに車を止めて確認したら、女の子は肘の部分に怪我をしてしまったようでした。しばらくしてから、女の子を押し付けた子の親御さんが着て二人を連れて行き、私は直ちに保険社と警察に事故の受付を行いました。映像からもわかると思いますが事故が起きた場所は厳然たる車道でしたし、当時私は時速20kmで徐行していました。それにもかかわらず子供達の親御さん側からは、捜査過程で全ての責任は私にあると主張しています。いろんな専門家と周りの多くの人にも聞いてみましたが誰がみてもこの事故は私ではなく被害者の子を押し付けた隣のその子に責任があるとみんな言っています。私も同じ考えです。しかし警察は、どうしても人がぶつかってしまったため、運転者側が加害者になるしかないと言っています。point 469 | 1
ADVERTISEMENT 結果的に私は罰金を課され、罰点まで付与されてしまいました。悔しすぎて夜もよく眠れず、食事もまともにできません。だからと言って法廷で訴えようと思うと、そこにかかる弁護士の選任費用などより多くのお金と時間が必要となるのでそう簡単ではありません。今の時点では、ただ単純に相手側に心のこもった謝罪一言が欲しい、それだけなんです。ですが、相手側は、何の罪もない人を加害者に作り立てといて、いつまでたっても謝る気配すらありません。一生のトラウマになりそうです。point 224 | 1
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このスレッドに対し人々は、「被害者が大人だったら絶対保険詐欺扱いだろ」、「悔しすぎそうですが著名な弁護士さんに資料を送って相談して見るのはどうですか」、「事件が有名になったら訴訟までいけるはず、頑張って」などとコメントし、運転者に深く共感する声をたくさん寄せています。point 215 | 1
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