ムツゴロウさんと言えば、動物王国であるムツゴロウ王国を作り出した有名な方です。動物愛の代名詞とも言える方であり、現在メディアで登場している動物系タレントの先駆者的な存在であると言えます。しかし、巷ではムツゴロウさんはあれだけ愛していたはずの動物を突然愛せなくなったと衝撃的な発言をしたと話題になっています。あるメディアが掲載したニュースでは、ムツゴロウさんは70歳を超えたあたりから動物愛が無くなり、動物と接することができなくなったとニュースを流しました。
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実際に、こうした本人の声がネットやメディアを通して広く拡散されて、現在ではムツゴロウさんは動物嫌いになってしまったと定着している傾向にあります。しかし、これは完全な間違いであり、誤解です。というのも、動物への愛が無くなったというムツゴロウさん本人の弁は、大手メディアが作ったウソであることがわかりました。これは、とあるテレビ番組に出演したムツゴロウさん本人が証言しているため、間違いありません。
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当時、取材を受けていたムツゴロウさんが、70歳を超えたあたりから動物への感情が薄れてきたと言ったことは本当なのですが、これは命のかかる接し方に関して述べた一文にすぎません。ムツゴロウさんは、動物と接するときに過剰な愛情表現をする方で有名で、時には他人から見るとあまりにも無茶に映る接し方を頻繁にしていました。
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事実、大きなアナコンダと接触したときには首の骨を折られる寸前までなってしまいました。また、ムツゴロウさんには指が1本ありません。これも、ライオンとの過剰な接し方をしてライオンに指を食いちぎられてしまったからです。
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こうした過剰な愛情表現に対して、70歳を超えた時からスッと感情が引いたと述べただけで、実は動物に対する愛情は未だにずっと残っていると自分自身で証言しています。しかも、ここで動物を嫌いになったらただのバカだとまで言っています。当時の大手メディアは、ムツゴロウさんのこうした発現を大げさに、また面白おかしくするために発言した一文だけをピックアップして世間に拡散させました。
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なので、動物嫌いになったなどというウソが広がってしまったわけです。ムツゴロウさんは、現在でも適度に動物と距離をとりつつ愛情を持って接しているようです。取材をした人に対してお得意の動物の真似や鳴き声なども披露していたくらいなので、動物嫌いになったわけではなかったわけですね。