TOKIOの長瀬智也さんが 来年3月いっぱいで ジャニーズ事務所を退所することが発表されましたが… それに伴い、同4月1日付で、残された 城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの 3人が、関連会社「株式会社TOKIO」を設立して 事務所内独立することも発表されました。
新会社の社長には リーダーの城島さんが就任し、国分さんと 松岡さんは 副社長職を務めるというのですが、早くも、この会社の “実態”が見えてきたそうです。
城島には代表権がないので 社長としての実権はなく お飾り⁉
「『株式会社TOKIO』はすでに法人登記済みで、本店所在地は ジャニーズ事務所と同じ。資本は同社から出ており、“代表取締役”は同社社長の藤島ジュリー景子氏。城島、国分、松岡の3人は取締役に 名を連ねていますが、城島には代表権がないので社長としての実権はなく、お飾りです。独立すると言っても、実権をもっているのはジュリー氏なんですから、好き勝手はできません。逆を言えば、ジュリー氏も立場上会社を潰すわけにもいかないでしょうから、『株式会社TOKIO』は、ある意味安泰ですね」(スポーツ紙記者)
ジャニーズで、ひとつのグループが子会社を設立して独立する形を取るのは 今回が 初めてのケースになりますが、果たして どのようなメリットがあるのでしょうか?
3人にとって「株式会社TOKIO」は厳しい船出に⁉
「長瀬が 去り、最年少となる松岡でさえ 43歳。国分は 9月で46歳、城島は 11月で50歳の大台に乗ります。アイドルグループというのには、もう無理がある。ジャニーズ内では、若手の積極的な育成・登用との方針がありますから、早い話、ロートルのTOKIOは追い出されたようなもの。言ってみたら、老人ホーム。独立するんですから稼ぎがなければ、当然給料も今までよりダウンするはずです」(同)
俳優としては、需要がある松岡さんはともかく、城島さんや 国分さんの仕事が 増加するかは はなはだ疑問だと言われているようですが…。
それ以上に、残された3人には 大きな課題を抱えていると言えそうです。
それは、人気者の長瀬さんが 脱退するとなれば 彼らにとって、象徴的な番組でもある『ザ! 鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が継続するかも 不透明な状況になってしまうことではないでしょうか…。続いたとしても、若手ジャニタレの積極起用で 乗っ取られてしまいかねません。
今後の3人にとって、「株式会社TOKIO」は厳しい船出になりそうな現状ですが、新たな分野で 仕事を開拓して、「独立は成功だった」と言われるようになってほしいものです。