27日に放送された『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、11月24日、元KARAのメンバーのク・ハラさんが自宅で自殺した件で、記者が韓国まで出向き、ハラさんの自宅前から中継する場面がありました。しかし、この放送を受け、視聴者からは電話やメールのクレームが殺到。『情報ライブ ミヤネ屋』に空気が読めないと批判が止まらないようです….
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この日、『ミヤネ屋』では亡くなったハラさんの自宅前まで行き、豪邸の門のギリギリ前から生中継、表札や住所の番地まではっきりと画面に映されていました。記者の男性は“ほかの報道陣やファンの姿は見えません”と言っており、この日は『ミヤネ屋』の独占状態だったようです。
しかし、翌日から報道陣やファンがハラさんの自宅に押し寄せるようになってしまい、あの中継をきっかけに、住所が公になったんじゃないかとウワサになったようです。他のマスコミは、配慮しハラさんの自宅から数十メートル離れた場所から中継やリポートするなどしていました。この中継をうけ、番組に対し、電話やメールなど1000件も超えるクレームが来たと言われています。
2017年に起こった「安座間市9人殺害事件」でも、『ミヤネ屋』は中継トラブルで起こしていたようで….
中継開始直後に、周辺住民が怒鳴りこんできてオンエアにその声が入ってしまうというハプニングが起きていました。また、ハラさんについては2018年10月に放送された『ミヤネ屋』が再び蒸し返され、ネット上で炎上する騒ぎも起こっています。
当時、ハラさんの元交際相手との『リベンジポルノ騒動』を取り上げ、説明する巨大パネルがスタジオに用意されていました。元彼がハラさんに対し、動画で脅迫したという説明箇所には「秘」という文字と再生ボタンのマークが貼られており、司会の宮根誠司さんはボケた様子で、その再生ボタンを何度も指で押し『動画は出ないの?』などの発言も。
このようなパネル制作や軽率な行為が過去にあったことで、今回の中継問題でハラさんのファンは激怒し、抗議が殺到。司会の宮根さんだけでなく番組自体のモラルのなさがここ数年指摘されていると言われています。テレビ局関係者は次のように話しています…
「‘16年に歌手のASKAさんが覚醒剤使用容疑で逮捕された際、まったく事件と関係ないのに芸能リポーターの井上公造さんが彼からスマートフォンに送られてきた未発表曲を無断で放送しました。『独占入手 ASKA元被告“新曲”』とテロップが表示されていました。公造さんの暴走ではなく、スタッフが“GOサイン”を出している証拠です。しかもASKAさんはその後、不起訴になりました」
その後、この暴挙に激怒したASKAさんは、井上氏と読売テレビに対し約3300万円の損害賠償を求め提訴しています。結果、東京地裁は計117万4000円を支払うよう命じました。
最近の『ミヤネ屋』は視聴率が低迷しており、関西地区で裏番組に完敗しているようです。昔は圧倒的な勢いで、一時期は午後のワイドショーを一身に背負ってきた『ミヤネ屋』。今後のやり方を今こそ、見直すべきではないでしょうか….。