24日、網易体育は羽生結弦に唯一勝てるかもしれない選手について報道しました。
写真:东方体育
2018年3月24日、網易体育は「彼だけが羽生と勝負になれる」というタイトルの記事を掲載しました。フィギュアスケート世界選手権男子シングルで6回の4回転ジャンプに成功したアメリカ選手のネイサン・チェンが北京冬季五輪では羽生結弦を脅かす存在であることを伝えました。
ネイサン・チェンについて
写真:woman.ru
代表国: アメリカ合衆国
生年月日:1999年5月5日(18歳)
出生地: ユタ州ソルトレイクシティ
身長:168 cm
コーチ: ラファエル・アルトゥニアン
ナディア・カナエワ
マリナ・ズエワ
所属クラブ:Salt Lake City FSC
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ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 321.40 2018 世界選手権
ショートプログラム: 104.12 2017 スケートアメリカ
フリースケーティング: 219.46 2018 世界選手権
写真:jiji.com
ネイサン・チェンのご両親は中国出身であり、ネイサンは3歳からスケートを始め、バレエや体操、ピアノといった習い事も行っていました。特に10代半ばまで続けていた体操の経験から来る空間認識能力、体幹、力の使い方は、軸のぶれない回転を生み出してジャンプやスピンに大いに役立っているそうです。
ネイサン・チェンの成績
写真:huffingtonpost.jp
2016年のグランプリシリーズフランス大会のSPでは、4Lz-3T、4F、3Aという構成に挑戦し、3Aが2Aになってしまうミスはあったものの4Lz-3T、4Fの両方を成功しました。ISU公式大会のSPにおいて4Lz、4Fの2種類の4回転ジャンプを成功させたのは史上初です。
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2016年のNHK杯のSPでは4F-3Tのコンビネーションジャンプを成功させました。
写真:毎日新聞
ISU公式大会で4F-3Tのコンビネーションジャンプを成功させたのも史上初であり、2017年四大陸フィギュアスケート選手権のFSでは4回転ジャンプを5本組み込む超難度の構成に挑戦し、全て成功しました(4Lz-3T、4F、4T、4T-2T、4S)。ISU公式大会でFSで5本の4回転ジャンプに成功したのは史上初の快挙で、今年の平昌オリンピック世界選手権においてはFSで6本の4回転ジャンプに成功しました。point 300 | 1
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2017年USインターナショナルクラシックでは4回転ループを成功させ、これでアクセルジャンプを除く5種類の4回転ジャンプ全てを成功させた最初の選手となりました。
記事の内容
記事の内容では、「怪我で欠場した羽生がチェンの演技を見たかどうかは分からないが、北京五輪までには4年間あります。チェンが唯一羽生を脅かす選手になるのだろう。6回の4回転ジャンプの威力は非常に大きい」と書いてありました。
写真:takashimiyake.net
続けて、「バンクーバー五輪後から男子シングルは4回転時代に入り、ソチ五輪後には4回転を完璧に飛ぶことが必須条件となりました。今、チェンは北京五輪に向けてハードルを更に大きく高めた、昨シーズンでは既に5種類の4回転ジャンプを1回以上跳んでいたチェンは今シーズン、更にレベルアップしました。平昌五輪(フリー)では冬季五輪初となる6回の4回転ジャンプを成功させました。ショートプログラムの失敗で表彰台には立てなかったが、その演技は冬季五輪の歴史の1ページに刻まれた」とこれまでを振り返りました。point 314 | 1
写真:Seesaa Wiki
そして、「宇野昌磨や金博洋などの4人の実力者が続々とミスする中でチェンはフリーで再び、6回の4回転ジャンプを決めて、48点近く大きな差をつけて優勝した」と伝えました。
記事には「大きな大会で2度も6回の4回転ジャンプを決めたという結果はチェンにとっては大きな喜びである一方、想定内でした。仮に今回に羽生が出場していたとしても、チェンに必ずしも勝てたとは言えません。チェンはジャンプの難度に加えて完成度も高いです。羽生が男子シングルのリンクを支配するには4回転ジャンプの難度と回数を増やす他にありません。今年19歳になるチェンは今後、男子シングルにおける競争を新たな次元へと高めるのだろう」と伝えました。point 217 | 1