将棋の羽生善治九段の妻で元アイドルの理恵さんと、将棋ライターとの間にバトルが勃発し、ファンをザワつかせています。事の発端は、将棋ライターの松本博文氏が2月3日に投稿したツイートでした。
賞金・対局料。羽生九段の生涯獲得額は約30億円（既発表分のみ集計）。 pic.twitter.com/DFOjXASmIu
— mtmt (@mtmtlife) February 3, 2023
松本氏は、藤井聡太五冠が昨年の賞金ランキングで「1億超え」と報道されたことを受け、羽生九段のこれまでの年間賞金獲得額を合算して「羽生九段の生涯獲得額は約30億円」とツイートしたのです。これに、羽生九段の妻の理恵さんがクレームをつけたのです。
30億とか先行されると又不審なバンとかが来たりするのでやめて欲しい。夫は結婚するまで収入の半分を方々に寄付したりして税金もあり、貯金は億どころか全然なかった。当時六冠で身の丈以上の幸運は感謝して還元すべきと思ったからと。流石に子供が出来てからは変化しましたが産まれるまでは続けていた https://t.co/fbtsaNhqHv
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理恵さんは「30億とか先行されると又不審なバンとかが来たりするのでやめて欲しい。夫は結婚するまで収入の半分を方々に寄付したりして税金もあり、貯金は億どころか全然なかった。当時六冠で身の丈以上の幸運は感謝して還元すべきと思ったからと。流石に子供が出来てからは変化しましたが産まれるまでは続けていた」と言います。
何故結婚前に貯蓄額がわかるかと言うと、婚約時から多忙過ぎる夫に代わり代理で身の回りや事務、経理手続き諸々を任されていたから。丁度、六冠ー六冠ー七冠の頃、おまけに夫は頼まれる仕事は詰められるだけ断らないで受ける。だから地方から地方と全国飛び回り自宅に居られない。それで私が中継地。
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この理恵さんの主張に、松本氏が反論し「こちらの表は、日本将棋連盟が毎年公表しているデータをまとめたものです。ゴルフなど、賞金が発表されている分野では生涯獲得額などがまとめられ、トピックとなります。念のため弁護士に相談したところ、こちらのツイートは法的に特に問題ないという回答がありました」
これでも怒りの収まらない松本氏は、「ご確認させていただきたいのですが、まずは当該ツイートを削除して、今後は生涯獲得賞金に関する話は一律にやめるよう求められているということでしょうか。もしそうであれば、将棋記事の表現に一定の制約が生じると考えられますので、今後は弁護士の方からご連絡をさせていただければと思います」と畳み掛けています。
松本氏のツイートは賛否両論だが、「著名人だからといって、プライベートな部分が晒され、強欲な人に利用されかねない状況になるのは絶対に避けなければならない。わざわざ30億円とか言うなよ」「不審なバンが来るとか怖い…。マジでやめてあげてほしい」ネットにはこんな声も上がっていました。
強盗が増えている昨今、
防犯意識が低すぎませんか？
強盗犯は短絡的な輩が多いと思うので、このようなまとめ金額を知ると犯行に及ぶ可能性があると思います。お願いですから、削除お願い致します。何かあってから責任は取れないでしょう。ADVERTISEMENT — #dicline_takashi (@dicline_takashi) February 4, 2023
〝不審なバン〟がマスコミの張り込み車両を指すのか、本当の不審車両なのかは不明だが、「ルフィ」を名乗る連続強盗事件が世を騒がせているだけに、ファンも心配しているようです。しかし、30億円という金額や理恵さんのクレーム以上に、羽生九段の聖人君子のような人柄にあらためて感心させられたというファンも多いようです。
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