まるで習慣のようにスマホでアニメを見てきた4歳の女の子がなんと深刻な斜視に―。
メディアのサンヌーク(Sanook)は、ある男性が泣いている娘を抱きながら、スマホをいつも娘に渡していたことに大きく後悔した理由を伝えました。
話によると、タイのバンコクに住んでいるダチャー(Dachar)は娘が当時2歳だった時から、スマホやタブレットPCを頻繁に渡していました。娘は毎日のようにアニメを見て、楽しんでいました。
泣く子供を静かにさせるには、スマホやタブレットPCだけが効果的な方法だったため、渡すしかなかったのです。娘は自然とスマホやタブレットPCに慣れていきました。一日5時間以上に渡ってスマホやタブレットPCを使用している、中毒現象まで見られたのです。
スマホだけに集中する娘の姿に心配になって、お父さんは娘にスマホを渡さなかったり、奪ったりしようとしました。しかし、娘は毎回大号泣をしてしまい、娘の機嫌を直すには、スマホを渡すしか方法がなかったと説明しています。
そんな日々が続いた末、娘が4歳になった頃には、視力に大きな問題が生じたのです。
両眼の視線がまっすぐ前を向かない、深刻な斜視と乱視のせいで、視力が急激に低下したのです。
長い間、スマホから出るブルーライトにさらされて、娘の目はすでに網膜視床細胞が破壊され、片方の目は失明に近いものになりました。
お父さんは眼科医に相談の末、娘の視力矯正手術を行いました。
幸いにも手術を成功した娘。
現在、娘は裸眼でも物を見ることができるほどの視力を回復している状態であることが分かりました。
お父さんによると、「子供のお世話をするときは、スマホやタブレットPCなどの電子機器を使用すると、かなり楽になるのは事実です。しかし、その少しの“楽”が大きな問題につながるかもしれないので、必ずしも覚えておいてほしい」と警告しました。
最近では親が子供にスマホを見せるのが当たり前になってきましたね。もちろん忙しい日常で、スマホを利用し少しでも楽に子育てをしたい気持ちは分かりますが、このような悲劇が起こらないよう、気を付けるべきですね。
ネットでは…
「一日5時間は本当に見すぎ!」
「10年前でも子供たちは外で遊んでたのに」
「スマホ時代は怖すぎる」
「分かっていても、いざとなっては難しいものだ」
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