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ヘアーカットを自分で出来る方は少なく、大体は美容師さんにお任せするものですが、予約のいらない気軽に行ける散髪屋さんに比べて、予約必須の美容室に初めて行く際は緊張したり、必要なマナーがあるのではないかと不安になる方も多くいます。
美容室では密に接客されることが多いので、なおさら気になるのではないでしょうか。
今回は、美容室でヘアーカットをお願いする際当日にすべきこと、してはいけないことをいくつかピックアップしました。
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◼︎当日には避けた方が良いことは?
・シャンプーをしすぎる
匂いやフケが気になって行く前に念入りに頭を洗っていく方がいらっしゃいますが、大抵の美容室ではカットの前後に一度はシャンプーをしますから、出かける前にもシャンプーをしてしまうと洗いすぎになり、地肌に負担をかけ、髪の傷みに繋がってしまいます。傷んだ髪はプロの美容師さんにも扱いづらいのでヘアーカットの妨げにもなります。よほど汚れていない場合は朝起きたままの状態で大丈夫です。どうしても気になる場合は、洗い流さないトリートメントなどを軽くつけていくと良いです。
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・過剰にセットしすぎる
軽くブローする程度ではなく、ワックスでガチガチに固めた状態で美容室に行くのはおすすめ出来ません。もちろんそのままの髪ではカットができないので最初にシャンプーが必要になりますし、いきなり髪を濡らしてしまうと本来の髪の長さや色、髪質を見極められなくなり、カットの大きな妨げとなります。カットの後にセットをしてくれる美容師さんがほとんどですので、入る際はできるだけ自然な状態にしておきましょう。
・髪の状態や希望を伝えない
ケアを怠っていることで美容師さんに叱られたくない、美容師さんと話をするのが面倒くさいなどの理由からきちんと状態や希望を伝えない方がいらっしゃいますが、それはおすすめできません。理想の髪型から遠のくだけでなく、美容師さんを困らせてしまいます。
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◼︎当日にやった方が良いことは?
・傷み対策のトリートメントをつけていく
傷みがひどいと櫛が通らず、カットがしづらくなります。当日の朝に洗い流さないトリートメントをつけていくと髪がつややかになり、カットやカラーがスムーズに進みます。時間がなかったり、面倒だったりする場合は事前に予約時のメニューにトリートメントを加えておくとよいです。
・首周りが空いた服を着ていく
首周りが詰まった服(スタンドカラーのシャツ、タートルネックなど)を着ていくと服の中に切った毛が入りやすくなってしまい、カット後の不快感の原因になりますし、襟足が見えづらく美容師さんにとっても扱いづらくなってしまいます。美容室に行くときはできるだけ首周りが空いた服を着ていくと良いです。素材も、ニットなどの毛が引っ掛かりやすいものよりもシルクやコットンなどの滑らかなものがおすすめです。
・希望の髪型をわかりやすく伝える
おまかせにしたり、自分に似合いそうなものなどアバウトな表現にすると想像通りの髪型になりづらくなります。似合いそうな髪型で、などは美容師さんの好みが色濃く反映されがちなので、好みが近い方にお願いするなら良いかもしれませんが、そうでないなら注意が必要です。
理想のイメージを正確に伝えるには、希望の髪型に近い画像を用意しておいて見せる、有名な芸能人を例に挙げるなどがおすすめです。
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◼︎まとめ
美容室に行く際のアウト行動、おすすめ行動をいくつか紹介しました。
カットしてもらう以上お客様なのであまり過剰に気を遣う必要もありませんが、一対一の人間として最低限のマナーは守るべきです。予約の時間にきちんと到着している、メニューを当日になって大きく変更したりしない、などです。それに加えて、ちょっとした気遣いができればありがたいお客様だと思ってもらえて、美容師さんも安心してカットに専念できるでしょう。
お互いに思いやりを持って、気持ちよくヘアーカットを済ませたいですね。