小学2年の長女(8)の顔などにヘアアイロンでやけどを負わせたとして、
佐賀県警鳥栖署は9日、母親の同県みやき町、無職の八谷祐紀容疑者(29)を傷害容疑で逮捕しました。
長女の母親は警察の取り調べに対して、「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めているといいます。
また、長女には全身に複数のあざがあったこともわかっており、警察は日常的に虐待があった可能性もあるとみて調べているとのことです。
逮捕容疑は5日午後4時~6日午前7時45分ごろまでの間、
自宅で長女に対して、右頰や左手の甲などに熱したヘアアイロンを当て、
全治10日間のやけどを負わせた疑いがもたれています。
警察署によりますと、八谷容疑者(母親)は長女、年子の長男(5)と次男(5)、前夫の5人暮らし。
11月6日朝、やけどに気付いた小学校教員に長女が、「母親からアイロンを当てられた」と話したことから事件は発覚したといいます。
連絡を受けた県中央児童相談所が署に通報して母親逮捕と至りました。
これまで警察や行政に八谷容疑者を巡る虐待情報はなかったものの、
長女の全身には多数の打撲痕も確認され、日常的な虐待の有無についても調べると、署は発表しております。
また、この事件を受け、児相は八谷容疑者の子供3人を保護しているとのことです。
この一連の報道を受け、ネット上から長女の母親に対して批判的な声が殺到しています。
「母親がしたことは、立派な犯罪だと思う。
何があって頬にヘアアイロンを押し当てる、なんてことをしたのかはわからないけど、された子供からしたら顔に出来た火傷も痛かっただろうし、なによりお母さんに、そういうことをされた、という心の傷のほうが深いと思う。顔に跡が残らないといいんだけど…。」
「親自身が、どういう育てられ方をしたらこういう残虐極まりない行為が出来る人間が出来上がるのか。いつも思うが、虐待を与えていた親に、自分がした事と全く同じ身体的苦痛、肉体的な痛みを味わって欲しいと切に思う。」
「これだけ酷いことをされても子供は母親の所に戻りたい。と思うんだろうな。
悲しいけど、、引き離すだけではなくて、子供の心を救ってあげてほしい。」
などのコメントが寄せられていました。