ビートたけしさんの相方・ビートきよしさんと、タレント・さとう珠緒さんがMCを務めていたローカルの街ブラ番組『はなきんイイね!』(テレビ神奈川 金曜13時)で、番組プロデューサー・K氏(46)が行方をくらまし、ギャラ未払い問題が勃発していることが明らかとなり、ネット上では波紋を呼んでいます。
ギャラ未払い疑惑を報じているのは、今月5日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じています。同番組は地元の店などを紹介する街ぶら番組で2人がMVを務めています。ただ、この番組制作の中心人物だったプロデューサーK氏(46)が、出演者たちのギャラや番組制作費を支払わずに雲隠れしてしまったというのです。
番組終了から2年近く経ち、『フラッシュ』の取材に応じたビートきよしさんが裏側で起きていたトラブルを激白し、「Kのことは絶対許さない!俺が紹介した手前、騙されたスポンサー5社にも俺が謝りに回る羽目になったんだ」「Kは僕の知人である某社社長の息子の先輩で、前から存在は知っていた。あるとき、麻雀関係の仕事を紹介されて、それ以来仕事上の繋がりができたんだ。今回の『はなきんイイね!』の話は2018年末、Kから『地方局で番組を作りたい』と相談されて始まった。『もうスポンサーはついている』という触れ込みだったから、旧知のテレビ神奈川の役員に話を通してやったんだよ。カメラマンも制作会社も、俺がKに紹介したんだ」などと明かしています。
さとう珠緒さんが番組に起用されたのも、きよしさんの推薦あってのことだったそうです。2019年8月から番組がスタートしたそうなのですが、放送開始後にギャラを巡るトラブルが勃発したといい、「出演者のギャラは、放送の翌々月払いが一般的ですが、K氏は出演者との間で、1回ごとの放送が終わり次第、その都度支払うという契約を結んでいました。ところが実際には、ギャラは一銭も支払われなかったんです。スポンサー5社はK氏に対して総額500万円をすでに支払っていたにもかかわらずです。テレビ神奈川に支払う1回20万円の電波利用料も、K氏が局側へ毎週手渡しで支払っていたのですが、最終回は本人が現われず、同社の役員が個人で負担したと聞いています。ウチも踏み倒されてしまいました」とも証言しています。
ちなみにその被害総額は2,600万円ほどになるそうで、K氏は連絡も繋がらず逃亡しているということです。そのため番組制作に携わった各社が昨年、プロデューサーK氏を相手取り損害賠償を求めて提訴したそうですが、K氏は体調不良を理由に一度も出廷しなかったとのことで、裁判の結果、K氏がキャスティング会社に700万円の支払いを命じる判決が下されたといいます。また、さとう珠緒さんのギャラは総額で300万円だったことが判明しています。
さとう珠緒さんも300万円を受け取っていないので、これには激怒しているそうですね…。なお、このプロデューサーK氏は今年7月に別の詐欺事件で逮捕されたそうですが、ギャラ未払いとは芸能人にとってもつらい話だと思います。一刻も早く問題が解決するように動いてほしいですね‥。
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