6月2日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にタレントで作家のテリー伊藤さんがリモート出演。テリーさんは、知人の体験談を紹介したのですが、その内容が物議を醸しているようです…!?
病床数や人手不足による医療崩壊の懸念から、自宅待機命令や後回し・たらい回しが深刻化しているPCR検査。また検査を受けたくても受けられない〝検査難民〟が社会問題化する中、テリーさんが知人による体験談を番組内で紹介しました。
テリーさんの知人は3日連続で38度以上の体温を記録したため、区に検査を申し出たそうです。しかし、夜に37.4度まで下がると「大丈夫」だと受け付けを拒否されてしまったそう。その後、心配になった知人は都の方にも連絡したと明かしました。
しかし、都の対応は区と同じだったようで、やはり簡単に検査は受けられないと話していました。その後も、テリーさんは検査が追い付いていないことに懸念を示し、「医療体制がしっかりしていないので、気の弱い人は弾かれるんですよ」という発言も。
続けて、「先程の続きなんですけど」「区・都で断られても、もう一度『夜も昼も38度以上』と言ったら受けさせてくれたんですよ」と告白したテリーさん。
実際に熱が上がったのか、受診のために高熱を装ったのかは分かりませんが、「こういう実態があることを分かってほしい」と視聴者に訴えました。
しかし視聴者からすると、テリーさんが直前まで「37.4度」と言っていたため、「検査を受けたいがために高熱を装ったのでは?」と感じたようです。
さらに、この体験談は知人ではなくテリーさん本人では?と疑う声も多くあがっています。
医療現場が大変な状況となっているこの時に高熱を装ってまで検査を受けるのは極めて悪質な行為。自身が感染しているのか知りたい気持ちは分かりますが、それはみんな同じこと。
また今回披露したエピソードは知人の体験談とのことですが、そういったことをテレビで話すのもどうかと…。
ましてや視聴者にも「こういう実態も分かってほしい」と偽装を呼び掛けているとも取れるので、常識やモラルを問われても仕方がないでしょう。
同日は東京都で「東京アラート」が発令された日。新たに30人以上の感染者も見つかり、まだまだ終息の兆しが見えません…。
そんな中でのこの体験談は不適切だったと言わざるを得ません。実際、ネット上には批難が殺到しています!
《病気じゃないのにPCR受けにいくなよ 病院に迷惑やん》
《症状ないのにPCR検査受けに病院行ったって言ってるんだけど この人アホなん?》
《PCR検査は不安解消のためとか陰性証明のためにやるもんじゃないんだよ。テリー伊藤はもう黙ってろ》
《濃厚接触者でもない無症状なら受けられるわけないの当たり前だろ》
《体温の虚偽報告してPCR検査受けた友人を自慢するテリー伊藤》
《問診に嘘をつけと? 問診の意味を理解してますか?》