「もとが弁護士ですから表に出していい話とそうでない話を明確に区別していますね。家族など私生活については秘密主義な印象です。」
政治評論家の有馬晴海さんは、吉村洋文大阪府知事（44）をこう評します。大阪府独自の休業補償を発表するなどコロナ対策で際立った政治手腕を見せる吉村洋文大阪府知事の妻は、どんな女性なのでしょうか…。
35歳で弁護士から政治家に転身した吉村洋文大阪府知事が、当初、政治家になりたいという彼の野望に妻はあぜんとしたといいます。
「キャビンアテンダントをしていたと聞いています。出会いは、吉村知事が東京にいた20代半ばのころの合コン。彼女は釧路出身。知事がベタぼれし、攻め倒して結婚したそうです。
奥さんは、“あなたの人生ですからお好きに。反対はしませんが、協力もできませんよ”というマイペースを、以降貫くようになったみたいです。」と、政治部記者は明かします。
市会議員から衆議院議員、大阪市長、大阪府知事と政治家としての階段を上ってきた吉村洋文大阪府知事ですが…。
「夫人が選挙に応援に出てきたのは1回あるかないかでは。奥さんを見かけたという人は少ないと思います。」と、地元紙記者は証言します。
ただ、ある地区の新年会で夫の名刺を配り頭を下げている姿も見たという人もいました。“協力しない”と言いつつ、陰ながら夫に貢献している面もあったようです。
一方で恐妻家の一面を見たことがあると話すのは大阪のある政治関係者。4年前、市長時代のことでした。
「海外への視察で空港に集合したときに吉村さんが“あ、パスポート忘れた”と。“奥さんに持ってきてもらえば”と周囲に言われ、バツの悪そうな顔で電話をかけたんです。しばらくして奥さんが来たのですが、彼に無言でパスポートを投げつけました。吉村さんは真っ青な顔をして、奥さんに謝りながら拾いあげていましたよ。」
完全に妻の尻にしかれているようですが、夫人は小柄、若いころの大場久美子に似たかわいらしい女性だとか。でしゃばるタイプではありませんが、てきぱき動き、子供たちの通う小学校ではPTAの副会長を務めていたこともあるといいます。
2人の間には中学生の双子の女のコと、小学生の息子がいます。《子育てや家事を任せており、申し訳ないと思っています》と過去に吉村洋文大阪府知事本人がコメントしていますが、イクメンぶりも目撃されています。
「近所の公園で子供のサッカーの相手をしたり、ショッピングセンターで、奥さんが買い物している間、子供たちと一緒に待っているのを見たことがあります。3～4年前に娘さん2人が天神祭の牛曳童児という役に選ばれて祭の行列を歩いたのですが、吉村さんも公務が終わったあとにかけつけて法被を着て一緒に歩いていました。娘の晴れ姿にうれしそうにしていましたね。」と、近所の住人は証言します。
市長になった翌年、’16年からは200平方メートルの億ションに引っ越し、家族5人で暮らしているといいます。
「首長ということでセキュリティの問題もあっての引っ越しなのだと思います。子供と遊ぶ時間がいちばんリラックスできると話していますから、家族の安全だけは譲れないんでしょう。家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていたこともあります。」と、先ほどの地元紙記者は明かします。
このニュースに、このようなコメントが上がっています。
・庶民目線も持ちつつ、リーダーシップをしっかりと発揮。誰かさんと大違いだ。
・こんなにバリバリ公務をやる知事の奥様はどんな方なんだろう、と、興味はあります、正直。
でも今は、特に今は、こういう記事で吉村さんの思考に邪魔を入れないで仕事に集中させてあげてほしい。大切にしている家庭にマスコミが入ってきたら不安になってしまいそうで体調が余計に心配です。
・政治家にも「内助の功」は必要不可欠。首長として頑張られているのを見ていると、何処かの総理との大違いを感じさせられます。大阪を北海道をはじめ地方を護る方々と医療に携わる関係者のご尽力に感謝いたします。
・ちょっと奥さんの尻に敷かれ気味の旦那さんって好きですね。私は家庭円満の秘訣だと思っています。パスポートの件はネタとして多少誇張されていると推測しますね。とにかく今一番力を発揮している政治家です。危機的な局面だからこそ人間の底力が試されているのだと思います。
内助の功を得て、今後もますます飛躍していきそうですね。