数々のドラマや映画で活躍している椎名桔平さん。少年のような無邪気な笑顔と渋い大人のかっこよさを兼ね備えた俳優さんとして男女を問わず幅広い世代の方に人気です。
今では日本を代表する俳優として忙しい日々を送る椎名桔平さんですが、下積み時代は仕事が思うようにいかず苦労することも多かったようです。
そんな椎名桔平さんを支えたのがオノヨーコさんのある言葉でした。大変な時期を支えてくれたオノヨーコさんの名言とは？詳しく見ていきましょう。
椎名桔平さんとは？苦労した下積み時代
写真：バズプレス
まずは椎名桔平さんのプロフィールを紹介します。1964年7月14日生まれ、三重県出身のＢ型です。
すでに50歳を超えていますが、いつ見ても若々しくてかっこいいですね。
写真：Naverまとめ
ドラマで共演した女優の山本未來さんと2003年に結婚し、2010年1月には男の子が誕生しています。
小学生の時からサッカーを始め、高校の時には三重県代表として国体にも出場したそうです。
写真：東進ハイスクール巣鴨校
その後サッカーの技術を高めるために青山学院大学へ進学します。
しかし、スポーツメーカーのCMに出演したことがアマチュア規定に抵触してしまい謹慎処分となり、その後退部します。
大好きなサッカーが出来なくなったことは残念ですが、その時のCM出演が俳優椎名桔平に繋がるきっかけになったのかもしれません。
写真：やや日刊カルト新聞
サッカーは大人になった今でも続けていて、現在は芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」に所属しています。
写真：日刊ゲンダイDIGITAL
俳優としての本格的な活動は寺田農さんの付き人からスタートします。
写真：約30のつぶやき
その後1986年に映画「時計Adieu I’Hiver」に主演し俳優デビューします。
この時、椎名さんは21歳でした。しかし俳優としての道のりはとても厳しく、思うように仕事がもらえませんでした。
椎名さんは29歳になるまでトラック運転手などのアルバイトをして生活していたそうです。
過去のインタビューで「20代後半の頃は正直焦りがありました」と語っています。
俳優としての将来に不安を抱えていた当時の様子が伝わってくる言葉ですね。
つらい時代を支えたオノヨーコさんの名言とは？
写真：しらべぇ
下積み時代は大変なことが多く、焦りや不安を抱えていた椎名桔平さん。
偶然、雑誌で見かけたある人の言葉が椎名さんの人生に大きな影響を与えます。
その人とはオノヨーコさんです。
オノヨーコさんは「10年1つのことを頑張れば、神様はきっとご褒美をくれる」と過去に雑誌で話しています。
写真：CINRA.NET
椎名さんはこの言葉を胸に刻み、21歳から31歳までの10年間はとにかく頑張ってみようと決意するのです。
そして28歳の時に大きなチャンスが訪れます。
写真：Buyee
1993年「ヌードの夜」という映画へ出演し、その演技が認められ映画関係者に注目されるようになりました。
この映画への出演がきっかけで第9回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞します。
椎名桔平さんの俳優人生が花開いた瞬間でした。
それを機にトラック運転手のアルバイトを辞め、俳優として本格始動します。
写真：ameblo
そしてちょうど10年目の31歳の時に福山雅治さん主演の「いつかまた逢える」に出演。
その後も数々のドラマや映画に出演し現在に至ります。
つらかった下積み時代を支えたオノヨーコさんの名言。
椎名桔平さんは10年目の31歳を迎えた時「神様からご褒美をもらった」というよりは「10年の期限に間に合った」という安堵の気持ちの方が強かったそうです。
継続は力なりという言葉がありますが、まさにその言葉通りの人生を歩んできたといえそうです。
まとめ
写真：エキサイト
椎名桔平さんの俳優人生や下積み時代を支えたオノヨーコさんの名言について見てきました。つらかった下積み時代での経験が今の椎名桔平さんの演技や魅力に繋がっている気がします。言葉が人に与える影響はすごいですね。その言葉を胸に10年間努力し続けた椎名桔平さんはとても強い人だと思います。若い頃も素敵でしたが、年齢を重ねた今の椎名さんも落ち着いた大人の魅力が溢れていてかっこいいですね。今後はどんな役で楽しませてくれるのか期待が高まります。point 282 | 1