健康を保つには十分な睡眠時間が必要であり、18~60歳の人で1日あたり最低でも7時間は睡眠を取った方が良いと言われています。その一方で、睡眠の質を上げるために、寝る前に摂取するのが良いとされる食べ物があるようなので紹介していきます。食べ物の力はすごいと改めて感じられます。
アーモンド
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アーモンドには睡眠の質を高めるマグネシウムが豊富に含まれています。高齢者の約50%は不眠症に悩まされていると言われていますが、8週間、1日あたり500mgのマグネシウムを摂取し続けたところ、睡眠時間が増えたという研究結果もあります。
キウイ
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過度な興奮や抗酸化物質の不足なども睡眠の維持に影響を及ぼすとされています。キウイにはリラックス効果や抗酸化物質不足の改善が期待されています。また、キウイには規則的な睡眠サイクルを支えるビタミンCが豊富に含まれていることでも有名ですね。
くるみ
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くるみには19種類のビタミンとミネラルが含まれ、睡眠に効果的なマグネシウムやリンなども豊富です。また、くるみを食べることで、睡眠を促すホルモンとして知られるメラトニンが体内で作られます。さらに、くるみに含まれる脂肪酸には、睡眠の質を高めるセロトニンを増加させる効果があります。
白米
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寝る1時間前に、白米のような血糖値を高める食べ物を食べるのもオススメです。血糖値の上昇で、睡眠の質が高まると言われています。
カモミールティー
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ハーブティーの一種であるカモミールティーにはアピゲニンという成分が含まれており、これを摂取することで、不眠症に悩む人も日中の眠気や睡眠の質を改善できると言われています。
脂肪分の多い魚
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眠れない夜に食べると良いとされるのが、サーモンなどの脂肪分の多い魚です。こうした魚には睡眠の質を高めるセロトニンを作り出すビタミンDなどの成分が豊富に含まれています。
パッションフラワーティー
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不安は眠りを妨げますが、パッションフラワーには不安を和らげるアピゲニンという抗酸化物質が含まれています。また不安を和らげるだけではなく、良質な睡眠を求める人にも効果的だそうです。
タルトチェリージュース
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タルトチェリージュースもキウイ同様、リラックス効果や抗酸化物質不足の改善が期待され、良質な睡眠に効果的です。特に、不眠症の改善につながるメラトニンが含まれ、これが睡眠サイクルに関係するサイトカインに作用し、睡眠の時間を質にいい影響を与えていると言われています。
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