2020年1月19日午前10時15分ごろ、大阪市平野区長吉六反の市営住宅で「娘が9階から転落した」と、生後7か月の女児の母親から119番がありました。
消防が駆け付けたところ、近くに住む民谷柚希(たみたにゆずき)ちゃん(7カ月)が同住宅の敷地内にある公園で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で間もなく死亡が確認されました。
大阪府警平野署は同日夜、柚希ちゃんを何らかの方法で転落させて殺害したとして、母親の瞳容疑者(36)を殺人容疑で逮捕したと発表しました。
母親は警察の調べに対して、「私が手を離し、落ちて死んでしまったことは間違いないが、突き落としてはいない」と供述しており、容疑については否認しているとのことです。
同署によりますと、市営住宅は11階建てで、階段の9階付近から隣接する公園に転落したとみられます。
階段には高さ約1.2メートルの手すりがありました。
死亡した柚希ちゃんはこの市営住宅とは別の家で、両親と祖母、きょうだいら7人で暮らしていました。
この日は母親の瞳容疑者と市営住宅を訪れていたのですが、
同署は現場を訪れた経緯や、柚希ちゃんが死亡するまでの詳細を調べるとのことです。
これら一連の報道を受け、ネット上からはこんな声が上がっています。
「最悪の結果になってしまいました。投げていなくとも柵の外側で手を離せば下に落ちます。9階にいたのは母親の意思でしょう。女児のご冥福を祈ります。」
「7ヶ月でありえないと思ってたけど、まさか本当にこうゆうことだとは。。
私も産後は地元からも離れて本当に大変でしかなかった。全然寝てくれなくて、今思えば恐ろしいことだけど虐待をする人の気持ちがちょっとわかってたりもしてた。でも本当にそうする人の気持ちは分からない。何ヶ月もお腹で育てた誰よりも可愛い我が子。誰でもいいから頼ってほしかった。」
「何があったんだろうね…疲れてしまったのかな、7ヶ月か。
ちょっとまだ危ないけどお座りができて離乳食も始まって、大変ではあるけど毎日成長が楽しみな頃だったな。
夫とは書かれていないから、シングルマザーだったのかなってのは感じるけど、ご家族もそばにいて頼れなかったのかな、切ないわ。」
などのコメントが寄せられていました。