16日に放送された、バラエティ番組『すじがねファンです!』(テレビ朝日)に、ももいろクローバーの元メンバーで、現在は女優として活動している早見あかりさん(24)が出演しました。この日、ファンに衝撃を与えた突然のグループ脱退の真相を語りました。
同番組は、芸能人をひたむきに応援し続けるファンに注目し、芸能人が人気絶頂の時はもちろん、「デビュー当時」の人気がない頃や「卒業」「結婚」「解散」などを経ても応援を続けてる“すじがね”ファンの想いを、じっくり深掘りしていく番組となっています。同番組に登場した早見さんといえば、「ももいろクローバーZ」の前身「ももいろクローバー」に2008年11月から加入後、活動期間がわずか2年半で16歳の時にグループを脱退することを発表して話題となりました。
そこで、以前から「ももいろクローバー」のファンであることを公言している番組MCでタレント・指原莉乃さん(26)から、早見さんが「脱退という言葉を使ったことにインパクトがある」と、あえて卒業ではなく、脱退という言葉を選んだ真意について問われました。早見さんは、「“卒業”という言葉を使うこともできたんですけど、あえて使わなったのは私はももクロでやりたいと思っていたことを成し遂げてないから、途中で抜けるから脱退。頑張り切ってないのにやめたから、厚かましいと思って、決別の意味を込めて“脱退”って強く使っただけ。別にネガティブではない」と説明します。
さらに、番組では早見さんの「すじがね入りのファン」たちが出演し、当時のことについて「めちゃめちゃショックでした」と振り返りました。また、VTRで早見さんが「アイドルは私には向いてなかった」と涙ながらに話す当時の姿にも「何度見てもつらいです」と吐露していて、ファンとして「応援が足らなかったのではないか」と後悔しているようでした。そんなファンの想いに触れた早見さんは「ずっとつらかったわけではない。楽しかったんですけど、向いてなかっただけ。」と慌ててフォローを入れます。
また、ファンの応援に対して「足りてた?」と聞かれると、「もちろんです!」とファンに感謝の思いを伝えながら込み上げてくる涙を堪えていました。指原さんも今年アイドルグループ・HKT48を卒業したことから、共感できる部分が多いようで、「本当のことを言うの今更だし、恥ずかしい部分もあるじゃないですか。それなのに今ちゃんと『足りてた』と言ってたのがすごい泣けて…良かった」と思わずもらい泣きしていました。
そんな指原さんは、今回の放送前に自身のツイッターで「いつも染みてるけど、今回特に染みた」とつぶやいていて、早見さんのファン思いな一面に感動を受けたようです。また、放送後の視聴者からも、「推してて良かった」「ももクロにいたときから今に至るまでブレてない」「泣けた」「あかりんはファンを愛してるし愛されてるね」などのたくさんの反響が寄せられました。