奈良市の近鉄大和西大寺駅前で銃撃された自民党の安倍晋三元首相(67)は、6月28日にも同じ駅前で応援演説をしていました。
その際、奈良市在住の男子中学生が「野球をやっています」と安倍元総理に伝えると、同元首相は「頑張れよ!」とグータッチで応じたといいます。男子中学生からも悲しみの声があがっています。
安倍元総理襲撃事件があったのは8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅付近で発砲音があり、駅前で街頭演説をしていた安倍晋三元首相が倒れ、救急搬送されましたが、死亡しました。
警察関係者によると、安倍氏は背後から2発、散弾銃のようなもので撃たれたといいます。奈良市の山上徹也容疑者(41)が殺人未遂容疑で現行犯逮捕されています。8日に銃撃されたというニュースを聞いた中学生は、いてもたってもいられなくなり、母親と一緒に献花に訪れ、
現場で手を合わせ「すごく優しくしてくれました。笑顔で記念撮影もしてくれた。残念です」と悔しそうな表情を浮かべていたといいます。言葉を交わした際、安倍元首相は移動の時間が迫っていたというが、関係者に「時間がないです。急いでください」とせかされても、「大丈夫、大丈夫だから」とサインにも応じてくれたと振り返っています。point 219 | 1
中学生も安倍元総理の優しさを感じたといい、また中学生の母は「息子がとてもガッカリして、ぜひ花を手向けたいということで、現場に来ました。とても親切な方でした」と話したといいます。本当に残念でなりません。安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。
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